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【獣医学生の日常#1】集中講義開始

 今日から「動物品種論」という科目の集中講義が始まりました!
名前から想像できる通り、動物の品種について学ぶ講義です。

 動物は、ざっくり「産業動物」「伴侶動物」「動物園動物(野生動物)」の3つに分かれ、初日の今日は産業動物(牛、馬、豚など)の品種について学びました。
 例えば、「黒毛和牛」や「ホルスタイン」という言葉を聞いたことがあると思います。日本にはこれらのほかにも「ジャージー」や「ブラウンスイス」という牛がいたり、「シャロレー」や「エアシャー」など、所見で聞いただけでは生き物なのかどうかも分からないような名前をした牛がいるそうです。犬猫の種類のようにそれぞれに個性や特徴があるので、気になった方は是非色々調べてみてください!
ちなみに、動物に全く詳しくない僕は、つい最近まで黒毛和牛以外の牛には、白黒の模様(ホルスタイン柄)が入っているだと思ってました・・・笑

 それと、これは豆知識みたいなものなのですが、スーパーで豚肉を買うとき、「三元豚」と大きく書かれた豚肉を見たことがありませんか?
そして、それを見て「おっ、何かのブランドなのかな?これにしよ!」とか思ったことありませんか?
 (ちなみに僕はそういう買い方をしてました、笑)

まるでブランドかのように書かれたアレ・・・
実はあまり意味のない表記だそうです・・・

どういうことかというと、三元豚とは3品種の豚を掛け合わせた豚の総称のことで、日本の食用豚のほとんどはこの三元豚なんです。
つまり、三元豚はブランド名などではなく、例えるなら「日本に住んでる人って黄色人種が多いんですよ!!!」と主張しているよく分からない感じの表示だそうです、笑

え・・・?例えるのが下手・・・?やかましい。

 とまぁ、朝から夕方まで産業動物の品種について様々なお話を聞くことができました。こういった内容は、本で読むには腰が重いし、しかし、普段獣医学を勉強している中では詳しく触れられない部分だと思うので、とてもためになりました。

明日は僕の本命、「伴侶動物」の品種論です。明日も楽しみ!


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