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情シスがやりがちな失敗を書いてみる
失敗には必ず原因がある
この考え方はわりと大事だと思っております。ちなみにこの本は良書。
私も大なり小なり失敗を繰り返して生きていますが(´;ω;`)、振り返ることがチョー大事。
右から左に流していたら大事故になっていた
これは結構ありますね。障害系で、傷口が広がって大惨事になっていたということは結構あるのです。
こういうのって、最初のうちは大したことなくて、上司に報告しても「ふーん、まあうまくやれよ」みたいなこと言われて、それから状況が変わったり、問題がずっと解決せず「やばい!」と感じるようなことがあったら、いったんすべてを洗いなおすのが正解。
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ちなみに知り合いのPMの方で「ぼくは基本的にボールを自分で持たない主義なんです」っていう方いらっしゃいましたが、そういった話を真に受けて、すべてをその場で「右から左」なんてやっていたらものごと解決しないですからね。
(ちなみにその方は超優秀で、自分は「監視やフォロー」に徹するという方でした)。
ユーザの問題を引き受けてしまってのっぴきならないことに
これもありますね。よくあるのはユーザ間の調整を引き受けて「おつかい」になってしまうことであります…!
![](https://assets.st-note.com/img/1664407029968-Boepmc9ska.jpg?width=800)
ボールを持った状態になってしまうと困るの
よく相談を受けるケースとしては、
・〇〇さん「別部署の人」に「△△さんにこれを伝えてほしい」と言われて受け取ってしまった
・△△さんに言われた通りに伝えたら「そんなの困る。××って伝えてくれ」と言われる
・何度も繰り返して疲弊する。物事も決まらない
まあこんなのあるあるでしかないのですけどね。
まあ、合意形成は難しいんですよ。
そこで大事なのは、最初にステークホルダーをはっきりさせておくことですね。「僕は〇〇までしか担当じゃないから」なんていう人がいたら、その上のマネージャーさんにさっとエスカレするのが正解。
ちなみに先日参加した会議では、マネージャーさんが「私よりあなたの方がよくわかっているのだから、あなたが決めなさい。で、〇〇さんに承認を取りなさい」なんて言ってましたが、まーこちらとしては最終的に動いてくれればいいわけです。
人任せにしない「意思」を持った情シスであれ
ここに書いたんですが「ユーザに言われたことをベンダーや作業者に伝える」以上のことができない人が本当に多いんですよね。
常に指示待ちの姿勢でいたら、問題解決できないし、DXなんてできやしませんぜ。
幸いなのは、ITプロジェクトは山のような失敗例があって、対応の本もたくさん出ていることですね。
ちなみに、これもポイントがおさえられていて良書だと思います。管理のポイントというよりも「予定通り進まない」というフレーズがいいですね。実際に発生するのはいやだけどね。
おしまい。
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