情シスの業務改善のアイディアが採用されづらいワケ
ときどきこういう話を聞くんですよね。。。「改善を提案しているのに聞いてくれない、わかってない!」みたいなやつ。
自分の仕事を楽にするためだけの改善は「視座が低い」と思われがち
まず、これを押さえておきましょう。
自分の業務を楽にするために改善するみたいなやつは、ダイレクトに評価にはつながらないと思ったほうがよいです。
どうしても「自分の仕事を楽にするために〇〇を導入したい」とかなっちゃうんですけど、そんな視点では、なかなか上はめざせませんよ。
まずはスモールで成果を出せ
下記の取り組みについても、もっと上のマネージャーさんからすると「ふーん、そりゃそうだよね」みたいな感じでしたよ。
わかっていたので、できる範囲でスモールスタートでやっていったわけです。
おもしろかったのは現場の動きで、下記のような感じで自然に報告するようになっていきました。
いきなり全体を変えようとするとうまくいかないので、最初は数名でやって「よさそうだから俺もやってみる!」となるのが、理想。
人の削減やセキュリティ強化など見えやすいワードを入れろ
多かれ少なかれ、組織やお金を動かすなら、これをはっきり出さないといけません。
これがない状態でいきなり「投資してくれ」というのはagreeされづらいのです。
それが、労務量よりもセキュリティ面を前に出して話をしたらあっさり通ったりしてね。そのときのトレンドって大事なわけですよ。
解決案を複数おいて話す
これは、上司のタイプによるので難しいんですけど、システム屋さんってロジカルに考えるので、めっちゃお金がかかる案を持ってきがちだなあって思ってます。
そしてシステム投資って、単位がわりとでかかったりしますからね。
ちゃんと計算すると「あれ?20年くらいかかるんじゃね?」みたいな感じになって、じゃあその作業をするための人員を確保することを考えた方が現実案なわけでして。
それ、やりたいことだけ言ってない?
たとえば、残業が多い部下で「改善策を考えなさい」みたいなことを言うわけです。
そこで上がってくるのが、大変な仕事はままになっていて、大したことがない仕事の自動化や移管とかが上がってくるパターン。
問題の解決になってないじゃん。
成果を出せる働き方とは
以前こんな記事を書きましたが「成果に焦点を当てる」ということが大事だと思います。
そうするとその仕事にどれだけ手をかけるかも見えてきますので。
仕事では「区切る」という考え方が大事だと思うんですよね。。。元トリンプの吉越 浩一郎さんの本はいつも共感します。
「必要とされる人になる」という考え方も大事ですねえ。。。
おしまい。
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