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40代情シス女子が「キャリア迷子のワーカホリック」から抜け出すまでの10年間
8割が「キャリア迷子」だそうです
今さらなワードですけどね。今になってみると20代後半の自分ってキャリア迷子だったんだなあって思ってます。
もっというと、キャリア迷子のワーカホリック。
めっちゃ働いて成果もあげているけれど、心には迷いありまくり。
こういう人、多いんじゃないですかね。
20代後半の私の働き方を振り返る
当時の自分の働き方を振り返ると、もう、はちゃめちゃであります…!
新規の事業所出店で、リーダーを任されて、最初はよかったんですけど途中から地獄が始まった感じ。
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働けど働けど課題は増える。人は文句言うし、ものすごい量の仕事をしながらトラブルを常に抱えていました。
「仕事めちゃめちゃ好きなんでしょ?」と言われてましたけど、そんなこともなくて、ただつらいだけなの。
でも、仕事を適当にやれるかというと、そんなこともないの。
発熱して出張行こうとして上司に諭されたのもこのころ。
まあ、私でも止めますわな。
そんなこんなで、健康やら人間関係やらを失った状態で、本社に呼び戻されます。
心機一転で身に着けたスキルが自信をくれた
異動先では、いろいろとリセットしたことで、気持ち的にはすっきり。、今までのリーダーから一メンバーに戻り、全然違う職種でやり直すことになりました。
心機一転。
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しばらくは力を付ける方に専念させてもらいました
しばらくはその部署で丁稚奉公的なことをさせてもらいながら、スキルを身につけ、それをもとに新しいサービスの立ち上げに携わります。
これは本当に楽しくて、チームで考えて仕事をする楽しさを存分に味わいました。
さらに、そこまで培ってきた外部業者との交渉スキルとか、顧客にアンケートを実施して結果分析するとか、それなりに前の仕事で培ったものもいかせたことで、自信を取り戻していきます。
3年くらいは、本当に楽しい時期が続きました。
専門分野をもって生きていきたいという思い
その専門分野については、ひととおり立ち上げから実働から何からできるようになったんですが、事業立ち上げってリスクをともなうので、急な縮小や見直しを迫られたんですよね。
で「こりゃあかん」と思い、また、「自分には総合職のマネージャー的な働き方は向いていないのでは?」というのもあったもんで、専門職的な仕事に就けないかということを考え始めます。
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しかし、転職コンサルタントの方に会ったところで自信を砕かれます。
そこで言われたのが「うーん、直近のキャリアだけだと年数的に弱いですね。年齢やご要望の年収的には即戦力のリーダークラスを求められるので、これだと専門職は厳しいかも」という一言。
がーん。
それで、キャリアについてのもやもやが始まります。なぜかプログラミングに手を出したりして、完全なキャリア迷子。
情シスに呼び戻されて居場所を見つけるまで
で、どよーんとした気分のままDXに翻弄されていた情シスに呼び戻されるわけですが、当初配属されたインフラチームとはぶっちゃけ合わなかったです。
機器の操作とか、器用さが求められる仕事がダメダメだった(´;ω;`)
Apple製品を100台セットアップしたのもそのころ。
でも、合わない自分を認めたくなくてもがいてもがいて、めちゃめちゃ無理をして、心身を崩していきます。
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一度体調崩すとずっと治らない・転職しようとしてもキャリアのない自分に嫌気がさす・孤独感が増して、うつうつと引きこもって終日が終わる。
そんなこんなで、今度はチーム異動。
古巣の開発だったんですけど、これがめちゃめちゃ水が合いまして、自分の「軸」を考え直すようになります。
情シスマネージャーという「軸」を定義しなおして安定した
まあ、このあともいろいろあったんですけど、働いていく中で「専門性を生かしたマネジメント」という方に軸足を置きたいな、という心境になっていきました。
軸足さえ決まってしまえば、具体でやることは決まってました。
試験。
あと、昇格できるような成果をあげなければいけませんので、相談して、複数のプロジェクトを任せてもらい、成果を上げて無事合格。
なりたいもののイメージを具体化することが大事
今になって思うことはここですね。なんというか「自分がなりたいもの」とか「専門性」とか、イメージにとらわれすぎた気がします。
「なりたいもの」ではなく、自分の「武器」を生かしてできることをできるだけ具体的なイメージを考えて、いろんな人がどんな働き方をしていて、どんな風に考えているかを聞くようにした
ら、なりたいもののイメージが固まってもやもやが晴れてきました。
ワークライフバランスを整えたら、安定して仕事ができるように
そこで、今のテーマはここですね。リーダーが安定して働けていないと、チーム安定しないんですよ。
リーダーだけが忙しすぎる組織はダメなんです。
なので、最初のチームビルディングであったり、
部下の伸ばしかたであったりと、課題は山積み。
長い、長い準備期間でした。。。
しかし、マネージャー向きの人とプレーヤー向きの人っていると思うんですよね。この切り替えができず、もやもやを抱える人も多いなって思います。
あと、ほどよく力を抜くこと。うまく任せると部下が生き生きしてくる不思議。
おしまい。
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