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40代情シス女子、自分の「武器」を整理してみる

 先日から部下の考課をやっていました。それ自体はあれやこれやあるのですが、こちらの記事に譲っておいて、自分自身の面談でも学んだことが多々ありましたので、記録しておきます。

技術&マネジメントというのが強みになっている

 第一にここですね。「マネジメント力や人への任せ方が上がってますね」これは自分でも実感してきたところだったのでうれしいコメント。

 具体は省きますが、内製も推進し始めたので急に増えたエンジニアの方々と、いわゆるコーポレートSEとして動いてきた人たちがどう協力してやっていけるかというのはこれからも課題になってきそう。

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 自分の場合、自社開発に加え、以前はデータマイニング的なこともやっていたので、自社のテーブル構造を開発と運用双方の立場で把握しているのが大きな強みになっています。システムのINとOUTの構造はわりと理解できているつもり。

 さらに、情シスのあらゆる担当を経験したうえで業務システムのマネジメントをしているというキャリアなのでわりとあらゆる分野の人たちと話が合わせられます。
 担当間の「翻訳」も得意なので、部内の主要メンバーに相談を受けたりすることもしばしば。ここも強みと言えるかしら。

インフラ領域・ヘルプデスクに明るい

 これは、技術的なところはそこまで明るくありませんが、下記のようなところですね。

・基本的な用語は理解している
・自社の基本的な構成を理解している
・拠点まわりの構成(どうなっているか)に強い
・ヘルプデスクで質問が来やすい内容がわかる(ユーザ部署にいたから)

 判断もできるし、ユーザサイドからのちょっとした相談にも乗れる。難しい言葉を使わないので、部課長からの質問に対する翻訳者にもなれる。

 ヘルプデスクは一時期やってましたので、どういった質問が来やすいかとか、ユーザあるあるとか書けます。

ユーザを巻き込んだ社内調整が得意

 これは以前はいろいろあり、本当に苦手でしたが。。。というか、苦痛でしたが、今はわりといろいろな部門と仲良くやらせていただいております。

 なんというか、意見を「一つにまとめよう」としていたので対立していたのであり、お互いの意見を尊重したコミュニケーションを心がけたら、あまり苦痛なくやり取りができるようになりましたね。

法律や事務仕事に強い

 事務仕事も得意なので、法改正や、契約周りの取りまとめとかもそれなりにやらせてもらっています。技術的にどう落とし込むかもそうですが、ユーザや総務・法務部門とやり取りして「落としどころを考える」みたいな感じですね。ここでは一定の読解力と説明、社内・社外調整が必要。

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つよつよエンジニアにはなれないけれど

 情シスのキャリア、とくに社内SE的な立ち位置って、軽んじられがちです。でもオールラウンダー的な人には、ものづくりより成果に焦点を当てて人を巻き込んで動けるという強みがある。

 なんというか、もやもやしがちだなあと思いますが、そんなときには一度自分のキャリアを振り返ってみるのも良いかなと思いました。




 


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