情シスとして、社内のよき相談相手でありたい
非IT企業のコーポレートSEとして思っていることを徒然と。。。
ITを通じて事業やサービスの改革や改善、創造にかかわりたい
社内でユーザからの大小さまざまな相談を受けています。これ自体は下記にも書いた通り、やりたかったことなのですが、最近気を付けているのは「正しい意思決定ができるようになる」ということ。
具体の思いはここに。
私自身新規事業開発にも何度も関わっていますので、マネージャーさんたちの事業そのものの骨組みを作るところに呼ばれて、意思決定についての意見を求められることもあります。
もちろんシステム化の話をすることが圧倒的に多いですが、私、もともと事業部にいた時期が長いですし、物流とか、購買とか、ガバナンスとか、開発を進めていくなかで、システム以外のことも詳しくなっちゃった部分もあるので「こういう回避策もありますよね」とか「そもそもこのケース、1月に1件もなくないですか?」みたいな、システムと関係ない意見や話をすることもあります。
ユーザも情シスも立場を忘れて、あるべき姿について議論するようにできるのが理想。
別に、そういう立場を命ぜられているわけではなくて、なんとなく立ち位置的にこうなっていったというのが正しいです。「それ、ぴょん吉さんに相談してみるといいよ」みたいなやつですね。こちらとしては情報が早く入るのは助かるので、5~10分くらいの相談は日々ちょこちょこ受けております。
どうして、前もって相談してくれないんだろう?
こういうことをやっていると、他の担当者や周囲のマネージャーに話を「つなぐ」ことも多いんですが、そこで「自分の方に相談してもらったほうが早いのに、どうして相談してもらえないんだろう?」ということを何度か言われたことがあります。
これ、実は難しいです。
私のスタンスはここに書いたとおりですが、一番難しいのが「角を立てずに」という部分。これで相手を怒らせる情シス社員、多いですね。とくにバリバリのエンジニア出身の人でこういうところで人を怒らせたり傷つける人、多いみたい。
「それはシステムじゃない」みたいなことは言わず、気づかせるもの
もう一つ、「これはシステムマターじゃない」「自分の仕事じゃない」みたいな言い方をする人もいますね。さんざん使いっぱしりみたいなことをさせられて議論の整理につきあわせられたあげく何も決まらない、みたいな目に遭うと、こうなることが多いみたい。
わかる。それ、すごくわかる。
ここで大切なのは「相手を選ぶ」ことだと思います。
ここにも書きましたが、私、実は依頼や相談の8割はサクッとブロックや却下したりそのまま誰かにトスしてます。そのうえで食いついてきた残り2割の相手をする方が、生産的だと思っています。
「やらされる」感で仕事をしていると楽しくないので「成果を上げられそうな仕事はこっちで選ぶ、取りに行く」という感じですね。
最初の想いを忘れずに、これからも可能な限り情シス道を歩んでいきたいと思います。
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おしまい。