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40代情シス女子、仕事とモチベーションについて考えてみる

モチベーションの源にあるのは「やりたいことができているか」

 情シスに限らずどの部署でもそうだと思うんですよね。ただ、情シスに限らずシステム屋さんって、やりたい仕事だけをやらせてもらえるケースってとても少ないと思います。

 合わない仕事ばかりをやっていると成果もあげられず、上司とも合わないとこんな感じでメンタルを病むような憂き目にあったりもするのであります…!
 「時間がなくてできない」から「やりたいことをやる時間を作る」に変えていかないと、やりたいことなんて永遠にできやしません。いやホント。

ルーティンワークを整理する

 そもそもとして、ここにも書きましたけど、小さなタスクで忙しすぎるんですよ。で、こういうのを後回しにしているとボディーブローのように効いてきて、本当にやりたいことに時間が割けなくなるの、本当にあるあるです。

 こういうのを避けるためには、時間を「つくる」ことが必要です。なので、忙殺されている仕事たちのプロセスを改善していく必要があるわけです。

 ただ、ここでいきなり「そもそも論」に戻して大上段振りかざしてやろうとすると大体うまくいかないですので注意した方が良いと思います。

炎上する前に問題を見つけて対処する

 私が良くやるのは、チケットやタスクの整理です。ここまで大規模なものはそうそうやりませんが、週1度軽めに、1~2か月にしっかりとといった感じでやっています。

 ここで一番気を付けているのは、下記2点。

1)炎上しそうなチケットはないか

 急にチケットが増えたプロジェクトなんかは要注意で、ユーザ側の温度感と情シスの温度感がずれていると、後になって燃えます。
 現場の担当者は「よくあるやつです、大丈夫です」なんて流しがちだったりしますが、これを信じすぎないことも大事。

 おかしいなと思ったら、マネージャー自身で掘り下げて確認する(目の前でさせる)ことです。こういうのを放置すると後になって本人がこの対応に忙殺されたり、周囲も巻き込まれたりします。

2)廃止すべきタスクはないか?

 もう一つ気を付けるのは、無限廻廊みたいに目的を見失って同じタスクを延々と繰り返しているケースがないかということです。これを防ぐために、ときどき「なんでこれ、やってるんだっけ?」というのをやります。

 「ハア?いまさら何言ってるんですか?」みたいなことを言われることもありますが、「そもそも、このコースにこういったイレギュラーな運用があって…」「その運用、まだやってるんだっけ?」と掘り下げていくと答えられない。で、ユーザに問い合わせたら「もう2年前にサービス自体がなくなってますよ。なんでこの資料があるんだろうって思ってました」なんていわれたり。。。

 こういう無限廻廊みたいな状態で運用だけ続いているやつは、割と手間がかかるので、時間がちょっと空いた時にちょこまかと。

不要なタスクをやめて見えてくるもの

 上であげたようなタスクに手を入れると、少しずつ課内の仕事が「見える化」されていきます。

 あとは、マネージャーから声をかけずとも報告できる場や雰囲気をつくっていけば、少しずつ手が離れていきます。こうなるとマネージャーがもっと先のことを見た改善に手や頭が割けるようになってきます。

 こういうのを周囲と話したら「まさにマネジメントという感じですね」と言われたけど、私もそう思う。

ということで、マネジメントの本を紹介します。

これ、良書です。著者の方はサーバなどでおなじみのデージーネットの代表取締役の方ですが、実例の挙げ方がリアルで良きです。
 今なら定価よりちょっと安く買えます(2021年12月28日現在)。

何かを捨てるためには「断ち切る」ことも大切ですよねえ。。。

こちらは7つの習慣ですが、このコミックス、Kindle版だしてくれないかな。。。良書なんですけどねえ。

おしまい。

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