丁寧な生活はなぜ批判されるのか
ゆるグルテンフリー生活をはじめて3ヶ月が経とうとしています。
そんな中たまにSNSで丁寧な生活やヴィーガンやベジタリアンやグルテンフリー生活をしている人に対して、批判的な意見や揶揄する投稿を目にすることがあります。
体調管理や健康のために選んでいるライフスタイルが、
なぜ批判の対象になるのか。その背景について考えてみようとおもいます。
批判の背景にあるもの
これらの生活は、一般的なライフスタイルとは異なってくるので
「意識高い系」や「自分を優れていると見せたいだけ」と誤解されがち。
この特別感が、一部の人にとっては反感を生む原因となっていると思います。
自分のライフスタイルをアピールする投稿が「説教っぽい」と捉えられてしまい、「自分の生活を否定された」と感じる人もいるのかなと思いました。
綺麗なお部屋を保っていたり、食材の選択肢が限られた食生活は、
「裕福でないとできない」「忙しい人には無理」と思われがち。
日々いそがしく過ごしている人にとっては、良い気持ちにならないのかもしれませんね。
「みんなと同じ」が重視される文化が根強い日本。
どうしても少数派や目立つ選択が周囲から奇異の目で見られやすく、
「自分たちとは違う」と感じられることが批判につながる場合があります。
たとえば、特別な理由があってヴィーガンやグルテンフリー生活をしている人が「普通の生活をしていない」と見なされると
同調圧力が働き「なんで普通の食生活じゃないの?」という批判的な態度が生まれるのかも。
一方で、アメリカなどの個人主義が強い国では、「他人の選択に干渉しない」という考え方が浸透しているといわれています。
そのため、たとえヴィーガンやグルテンフリー生活をしている人がいても、「それはその人の自由だ」と尊重されることが多い傾向があるようです。
ただし、調べてみるとアメリカでも批判が全くないわけではありません。
ヴィーガンやグルテンフリーが「流行」や「自己満足」と見られると、
反感を持つ人がいるのも事実です。
ただし、それが日本のように同調圧力から来るのではなく、
個人間の価値観の違いとして表れる場合が多いと考えられます。
私はアメリカ在住でものすごく部屋をキレイにしているインスタグラマーをフォローしていて、みているだけで気持ちがいいので
よく見るのですがコメント欄をみると想像と違って
とても炎上していました…
私は体調管理のためにグルテンフリー生活を心がけています。
特に小麦粉を多く摂取すると体調を崩してしまうので、
健康を守るための選択です。
しかし、こうした理由を知らない人に「流行に乗っているだけ」
「気取っている」と誤解されるのかも...と気になる事があります。
批判や誤解に対して、感情的に反応してしまうと逆効果になりそうなので
自分の選択の理由をシンプルに発信することで、理解を得られるかなとおもっています。
「流行ではなく健康管理のために選んでいます」
「私にとってはこれが自然な選択なんです」
いや、これ逆効果?(笑)
日本特有の同調圧力に対抗するためには、
「違う選択をする人もいる」という価値観を
少しずつ広めるのも大切かなと思います。
一方、アメリカのような個人主義的な価値観に学び、「他人の選択は尊重する」という姿勢を自分から実践していくことも、有効な方法かもしれません。
私は実際に面と向かって言われたことはないのですが、
SNSで批判している人たちをみて
そういう考えの人もいるんだなと勉強になりました。