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自分のために自身を支援する場を

はじめに

就労前にリハビリを兼ねて就労移行支援事業所が利用されることも少なくありません。就労移行支援事業所で、生活改善と就労技術を学ぶプログラムがあります。
SST、JST、ビジネスマナー、に加え各事業所によってIT、AI系技術を身に付けられるのになって事務所も増えてきています。


技能を身に付けることも必要ですが

まずは自己受容が大切で自己肯定感を高めることも必要と考えるからこそ最も大切なことが、自助なのです。
※自助とは、他者の助けに依存しないで、自分の力で事を行うこと。(コトバンク調べ)
他者の助けに依存しないというのは、自分なりの機嫌の取り方や気持ちの切り替え方を持っている事と言い換えることができます。
このスキルは障害者雇用で一般企業へ就社をお考えの方には必須のスキル。
自立したい人にとっても大切になってきます。

自助力を

前項でも記載しましたが、自助とは、コトバンクで調べると他者の助けに依存せず、自分の力で事を行うこととあります。
他者の助けに依存しないというのは、自分で自分のこころを守る事と言い換えることができます。
自分の心の守り方を知っている人は、勤務中に大きなストレスがかかった場合でも対処法を知っているので気持ちを切り替えて作業に臨むことができます。これは体調不良となった事例と向き合い、どうすると自分のストレスを小さくすることができるか、跳ね返すことができるか試行錯誤を繰り返し行うことが必要です。
この作業は過去を振り返るため、人によってはトラウマを思い出すことになるため、福祉では避けがちですし、時間も足りません。
自己成長や変化を望む方には必要であると考えています。
障害者の自助力、互助力を身につけることで障害者人間力が向上していけると考えています。

pwdcがうまれた理由

わたしたちpwdcは障害当事者として、福祉支援を利用した経験から、障害や生きづらさを感じている方が労働を継続し自立した生活を送るためには、自助ができることが大切であるとの思いがあります。
自治体などが自助、互助、共助、公助をホームページ等に掲載し啓蒙しているように、継続的に自身のケアができ、そのためには自助力を身につけることができる場を提供しようと生まれた組織です。

障害者が就職や福祉サービスを利用するなどの機会を得るためには後ろ盾もなく、個人行動をしていると相談支援や就労移行支援を利用しているかと聞かれることがあります。
自分自身の事なのに福祉を利用していないと次のステップに進むこともできない。
国は障害者の自立を促す制度を作っているにもかかわらず、福祉制度を利用していないといけないという事実があります。
しかも、利用したい時にサービスを利用できないケースもあります。
そういった方々が困らないように、福祉サービスとしてではなく、希望するときにすぐ利用できる場を作りたいと思い、この事業を立ち上げました。
福祉サービスは利用期限があり、必ずやめなければならない時が来ます。
しかし、私たちが提供するサービスは有料ではありますが、利用者さんが続けたいと思っていただける間は継続的に利用することが可能です。
これは、自分で自分の心を守るために「共助」を得るための自己投資をすることと同じであると考えています。

薬と共に

精神疾患をお持ちの方は、服薬しても治らないし、変わらないから新たな薬を処方してもらうというような方、ドクターと合わないという方が多いという印象を受けます。
また、あきらかに内服量が適切ではない方、薬が何とかしてくれると考える方も多くいらっしゃいます。
薬は自身の思考や性格を変えたりはしてくれません。脳の伝達物質を抑えたり、放出したりする役目であり、そのあと自身に何をしてあげられるか問うことに目が向いていないということ、心理療法など沢山あり書店に行けば書籍も多数出版されていますが、どれだけの方が実際に利用できているのかと考えると多くないのは明らかです。
このように生きづらさを抱えている方が心理療法を利用できるように障害者支援にカウンセリングやコーチングを取り入れる仕組みが社会にもっと根付く必要があると考えています。

※こんな支援があったらとういうことを「障害者就労心の疑問No.2」の記事で発信していますので、こちらの記事もぜひ読んでみてください。


社会貢献として

人口が減り少子高齢化社会が進んでいる日本で、将来的に障害者を支える人が減っていくのは必然であると考えています。
障害者が自分に必要な支援を受けられる仕組みが必要だと思っています。
カウンセリング、ケアリング、コーチング、トレーニング等、これらを就職後も定期的に受けることで長期的な就労が可能になり、障害者の自立に繋がると考えています。

税金負担を障害者がどれだけ減らせるか?

民間企業が運営する福祉支援は、ほとんどの方が実質無料になっています。
「交通費・昼食も支給します」と宣伝されており、どうして利用料が無料で交通費や昼食の支給が可能なのでしょうか。
利用するためにはまず、各自治体へ利用者が支援申請し、給付決定の手続きを経て受給者証が発行されます。つまりそれは「税金」ということです。福祉サービスを利用することは「無料」なのではなく、自治体が援助してくれているのです。これは「公助」にあたります。

福祉サービスには税金が投入されているため利用期限が設けられていて、障害当事者が自分で自分のこころを守るために自己投資する場があっても良いのではないか?と考えています。
pwdcは利用を希望される方が、解約したいと申し出るまでいつまでもご利用いただくことができます。
料金は利用者様の負担ではありますが、自立を目指される方が安心して就労し、働き続けられるよう自助力を身に付けるお手伝いをさせていただきます。

ご希望される方はインスタグラムからお気軽にDMでご連絡ください。
障害者メンタルケアリングpwdc(プゥドゥ)(@caring.pwdc) • Instagram写真と動画


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