人間

早送りみたいな平日を過ごしている気がしてならない。
好きな歌だけを聴きたくて早送りをするような。
別段好きではない歌にも味のあるフレーズやメロディーがあるもんだろうか。
平日に味わいを求めるのは金持ちに許された特権なんだろうか。
楽しみにしていた週末さえ時間は大急ぎで追いかけてくるじゃないか。
週末に平日が添い寝している。
特に６月という月は平日のオンパレードだし。なんだろなぁ。
この、常にある憤りは。
世の歯車の中に組み込まれている限りこの憤りから逃れる事はできない気もするし、歯車から飛び出したからといって解放される自信もない。
これが人生なんだとは思いたくはない。
だからとても地味にではあるがもがいている。
答えも結果も出てきやしないが。
もがいている自分をもどかしいと思う。
しかし人間らしいとも思う。
人生を折り返したところだが、まだ人間なんだな、と安心したりもする。
あと半分。
人間のまま生き続けられるだろうか。
わかんねぇなぁ。

隣から「えっと、ワニの…ロコステ？」って声が聞こえてきて笑う。
ま、明日は金曜日だし、さぁさ、がんばりますぜ。

それではみなはん、また明日。
この場所で。

※このnoteはオンラインショップのブログ【DIARY - 徒然】と連動してます。
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