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0129 マノエル・ド・オリヴェイラ監督『メフィストの誘い』聖地巡礼

2022年9月21日(水)にポルトガルの(旧セトゥーバル県)セトゥーバルでマノエル・ド・オリヴェイラ監督『メフィストの誘い』(O Convento)の聖地巡礼をしてきました。

作品は、ゲーテの『ファウスト』を下敷きに、パリ在住でシェイクスピアの血筋を研究するアメリカ人学者のマイケル・パドヴィック博士(演:ジョン・マルコビッチ)は、フランス人の妻ヘレン(演:カトリーヌ・ドヌーヴ)をともない、文献調査の為、大西洋を見下ろす山上の寂れたアラビダの古い修道院を訪れる。彼らを迎え入れた管理人バルタール(演:ルイス・ミゲル・シントラ)は一目で美しい夫人の虜となって言いより、仕事に没頭する博士には助手に若い女性研究員ピエダーデ(演:レオノール・シルヴェイラ)を近付ける…。

『階段通りの人々』に引き続き今回もセットを使わずアラビダの聖母修道院 Convento de Nossa Senhora da Arrábidaでコンパクトにオールロケ。
Convento de Nossa Senhora da Arrábida – Wikipédia, a enciclopédia livre (wikipedia.org)

この修道院の見学は水曜~日曜の予約制です。当初2022年9月23日(金)でリクエストしましたがNGになってしまいました。だったら他の日は?と戻したら21日(水)の午前10時ならいいですよ!とのリプライがあったので、21日(水)と23日(金)でスケジュールを入れ替えました。
修道院の管理者曰く「出版される場合は許可を依頼をして下さい」との事でしたので、書籍化の際には申請をします。

※実はこの修道院は『女王陛下の007』のラストシーンのポルティニョ・ダ・アラビダ展望台にかなり近く、同時に聖地巡礼可能だったりします…というかマストで同時訪問すべき。

©2022 プッチー・ミンミン
©Madragoa Filmes - Gemini Films - 1995

マノエル・ド・オリヴェイラ監督他作品の聖地巡礼
0125『ノン、あるいは支配の空しい栄光』
0126『神曲』
0127『アブラハム渓谷』
0128『階段通りの人々』
0130『家宝』
0131『永遠の語らい』
0132『コロンブス 永遠の海』
0133『ブロンド少女は過激に美しく』
0134『アンジェリカの微笑み』
0135『ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区 征服者、征服さる』


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