侍ジャパン勝利!野球オンチも感激させる漫画力。
こんにちは、ぷるるです。
昨日の準決勝、今日の決勝と、本当に本当に素晴らしかったですね。
侍ジャパンには、「ありがとう」を100万回叫びたい気持ちです。
実は私、スポーツ全般に興味が薄く、選手もルールもよくわかりません。
そんな私にも強い感動をくれた今回のWBC、やはり感想を書きたいと思います。
ただ、ちょっとだけ視点がおかしいかもしれませんが。
今回WBCについて思ったのは、
「事実が野球マンガを超えたよね!!」
でした。
特に準決勝と決勝は、ほとんど漫画を読んでいる感覚で見ていました。
スポーツとしての野球がわからないので、つい「物語」として捉えてしまうのかもしれません。
ただ準決勝と決勝では、描き方や主題が全く違う野球マンガだったと思います。
準決勝は言うなれば、「試合展開を楽しむ漫画」です。
キャラの立つ選手が全員等しく活躍するタイプ。
例えば道なき道を開拓した投手(大谷選手)や、その後を追う純真天才投手(佐々木選手)。
またスランプ気味の主砲(村上選手)がちょいポチャだったり、不屈努力家バッターが小柄キャラ(吉田選手)なのも、実に漫画っぽい。
「ラストを締める俊足の代走者(周東選手)」という存在も、個性のきらめきがあります。
野球マンガなら「おおきく振りかぶって」が似ているかもしれません。
ただ現実の方がキャラ濃く、かつドラマチックな試合展開でしたけどね。
だって・・・
先取点を取られ、惜しいところまで行くも点が取れない3イニング。
そのあと同点にこぎつけ、ホっとするもまた得点され。
もうダメかと思ったら、逆転さよならホームラン・・・
今時こんな展開があったら、嘘っぽくてちょっと白ける気がします。
でも現実化したので、びっくりしました!!!!
それとも私が知らないだけで、野球ではよく起こる事なのでしょうか・・・
決勝は逆に、「主人公が目立つスターシステム漫画」に感じました。
古いですけど「タッチ」を思い出します。
主人公を中心にすべて展開するのが特徴です。
もちろん現実のWBCでは、全選手が大活躍をしました。
ただ野球素人の目には、大谷選手が主人公に見えるわけです。
試合自体は、負ける予感がしませんでした。
それよりすべてが『9回表』のために流れているように見える。
大谷選手の「強い引き」に震えました。
栗山監督の采配といえばそれまでですが、その采配を引き出すことがすごいというか・・・やっぱり漫画の主人公っぽいです。
先輩大エース(ダルビッシュ選手)からの引き継ぎだけでもドラマチックなのに、その先輩がピンチを作ってしまう・・・。
主人公を輝かせるため、漫画ではよくある展開です。
託された主人公は、全員の期待を背負いマウンドへ。
緊張と、それを超える決意で握りしめるボール・・・
出塁を許すもゲッツーで仕留め、最後は盟友との対決へ。
それをフルカウントの末、三振に仕留めるって・・・
あり得るんですか?
優勝とMVPをゲット。
幼い頃からの夢・目標。そのすべてがいま、叶う・・・。
やっぱり、漫画超えてますよね・・・・。
私もこの漫画を超えたリアルから、多くを学ばせていただきました。
準決勝では「明るい真剣さが、諦めない力を産む」ことを。
決勝では「引きを受け止めるのは、積み重ね力」を。
本当に真剣だからこそ明るさを保てるし、本当に努力を重ねてきたからこそ、最後まで粘ることができるんですよね。
また、大谷選手のように引きを活かすには、日々の積み重ねが欠かせません。
引きだけもらっても、実は活かせないし受け止められない。
これは自分の苦い経験から、断言できる事なのです。
どれだけ大谷選手が野球の為に費やしてきたか、あの引きから見えるようでした。
私は今、人生の7回表あたりにいると考えています。
侍ジャパンをお手本に、しぶとく粘りベストを尽くしてやるつもりです。
そして今度こそ、引きを受け取れる自分でありたいと思います。
ところで・・・
実は今日、ちょっとだけ引きを得ました。
授賞式の時に、運営側で気になる方を見つけたんです。
最奥の男性ですが、髪がないのに髭密度がすごくないですか?
その差が気になって、気になって。
でもこの方、ずっと奥にいらっしゃるのでちっとも写真が撮れない。
友人にも送ってあげられません。
どうかアップになってくれないか・・・
と願っていたところ、見事に叶えました。
しかもツーショット!
シャッターチャンスを根気強く狙った、私の努力の賜物です。
しっかり受け取らせていただこうと思います。
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