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今年こそ変わりたいあなたへ贈る、ぴんとこなーす流ボディメイク~ダイエットとは

こんにちは
2019年コロナ騒動の始まりと共に、思わぬ形で20kgの減量に成功し、ボディメイクに励む毎日の私です。

ここでは基本的ないわゆる「ダイエット」の考え方や、実際に行ってみた方法を基に、シェイプされた美しい体を手に入れるまでの道のりを、一緒に歩んでいきましょう!

そのためにはまずあなたの考え方を一度ウォッシュアウトする必要があるかもしれません。
長くなりますが、私はこれがとても重要だと思っているので、理想の体を手に入れるためにまずは、「理想の体を手にいれるための考え方」にお付き合いください。

「痩せる」って体重が軽くなること?

「痩せたい!」というのは多くの女性(あるいは男性も)の共通の願いであり、全ての世代を通しての課題でありますが、そもそも「痩せる」ってなんでしょう?

体重が軽くなること?

これに手を挙げた方は、ここから間違っているし、ダイエットで体を壊す可能性の高い人です。

人間は水分でできている

人間の体の組成を考えてみましょう。

人間の体は約60%が水分というのはご存じですよね。
6割も水分なんです。

水って放っておくと勝手に蒸発しますよね。
食べることを辞めれば、まず消費されるのは水分です。
水分が足りない状態を脱水と言います。
体の中の水分はただの水ではないので、脱水の結果起こるのは
・水分不足による便秘→便は重いですから、体重は増えちゃうしお腹も出ちゃいますよねうわぁん
・血液の電解質が崩れることによる電解質異常
・血液中の水分が足りないことによる脳梗塞や肺塞栓

等々・・・下手したらほんとに死んじゃいます。
水分を多く必要とする臓器から水分が失われると、その臓器は機能低下に陥ります。

ですから、水分はとても重要なんですよ。

腎臓で尿を作って排出することのできない透析患者さんは、血液から不純物を取り除いた後、2~4kgくらいは当然のように体重が軽くなります。

また、心臓でうまく血液を循環させることのできない心不全の患者さんは、水分を取りすぎればむくみで重くなるし、利尿剤を使えば軽くなります。

これは「痩せた」と思いますか?

水分が移動しただけで、痩せたことにはならないと思います。

体重を気にして、臓器から水分を奪うことは本当に危険なことなのです。

そして人間の体の大半は水なので、1kg、2kgくらいは水分量で簡単に変化すると覚えておきましょう。

筋肉と脂肪、重いのはどっち?


筋肉は脂肪より重いです。

鉄の塊1kgと羽毛1kg、表面積が多いのはどちらでしょう?
当然羽毛ですよね。

つまり、同じ重さでも脂肪でできた体と筋肉でできた体では、筋肉でできた体の方が見た目は小さくても重いということです。

BMIという診断方法が一般的ですが、私はこれで全てを判定するのは少し違うと思っています。

BMIの算出方法は
BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重 = (身長m)2 ×22

ですが、これには脂肪と筋肉の割合いが加味されていません。

見た目が締まっていても体重が重い人たちの代表に、ボディビルダーの方々があげられますが、あの人たちは身長160cm台でも体重70kg、80kgなんてことはザラです。
BMIのみで診断していたら、25~30%、立派な肥満と判断されてしまいます!
でもそう思う人はいませんよね。

幸いこの世界線では、人間はおでこに体重が書いてありません。
なので、まず体重のことは一旦忘れましょう、ということをお伝えしたいと思います。

まずやるべきことは、目標を作らない、写真を撮る

ダイエットとは

英語の「diet」は日常的な食事・食べ物を意味します。日本では食事の量や種類を制限する食事療法のほかに、エクササイズや運動をして減量し、痩せた体型を目的とする「痩身」と同義に使われています。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-090.html

つまり、「体重を減らすこと」がダイエットではないんです。

私の考えるダイエットは「日常生活を改善した結果が体に反映されること」

体重を気にして気軽に間違った減量に挑んだ結果、摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、非嘔吐過食)になってしまった方を見てきました。

なので、是非ここで一度「ダイエットの意味」を踏まえて、やるべきことを考えていきましょう。

そのための第一段階、まずは体重計を封印しましょう。

「え!ダイエットするなら毎日体重を計るのはとても大切なことじゃないの?」と思いますか。

体重計は数字で示してくれるとても便利なものだと思いますが、私は以下の理由でデメリットの方が大きいと考えています。

・前日より体重が増えていた時、やる気が下がってしまう。
・体重がより軽く表示されるために、食事や水分摂取を控えてしまう。
・目標体重をクリアしたら、元の生活に戻ってしまう。

また、体重を目安にするということは、
「便秘で体重重くなった!」「飲み過ぎてむくんで体重が重くなった!」
ということも考えるようになります。
逆に言えば「下剤を飲んで出せば軽くなる」「水を飲まなければ軽く表示される」という思考と裏返しです。
誰しも経験があるかもしれませんが、これは摂食障害への近道とも言える思考の第一歩です。

数字は数字でしかありません。
あなたの体形を判断してくれるわけではないと理解してください。

そして、もう一つ。
今の段階では目標を作らないでください。

ダイエットを決意する人というのは、大きな目標を作りがちです。
「毎日〇Km走る!」
「夜は絶対食べない!」

その目標、今後一生続けられますか?

一生続けられるのが、ダイエット、ひいては日常生活の改善です。

なので体重計は一旦封印。
代わりに、現在のありのままの体形を正面、横、後、全ての角度から写真に撮って保存してください。
息吸ってカッコつけちゃだめですよ・・・

嫌ですよねー、わかる。
写真は嘘つかないから、本当に嫌なんです、が、現在の体形は数字よりもウをつきません。
そして約束します。

3か月間頑張れたら、その写真はあなたの宝物になります。

3か月後、再度同じ角度からの写真を撮った時に「うわぁこんなに変わったの?」って思えると思います。
むしろ私は、「なんでもっと撮っておかなかったんだ・・・」と後悔しました笑。

体形が変わるということは、生活改善の結果が体に反映されること。

ここまで読んで頂けたらもう一度自分に問いかけてみてください。

あなたは体重が軽くなりたいのですか?
それとも見た目が美しくなりたのですか?

正しい答えが導き出せたら、きっとダイエットへの考え方はクリアできたはずです!

今日はここまでとして、次回以降、具体的な取り組み方から書いていこうと思います!


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