パーシュー

服と野球(スポーツ全般)と本とまちあるきが好きな社会人2年目セレクトショップスタッフ。…

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服と野球(スポーツ全般)と本とまちあるきが好きな社会人2年目セレクトショップスタッフ。 最近ちょっぴり映画も好きです。 最近、都会にあるビオトープが心の癒しです。 よろしくお願いします。

最近の記事

ちょっぴり映画感想vol.4

THE ENDLESS SUMMERサーフィンをしていなくても、ファッションが好きな人なら一度は耳にしたことがあるだろう。エンドレス・サマー。 今回は、サーフ映画の金字塔、エンドレス・サマーの感想を述べていきたいと思います。 今年の春先、私はこの映画のデジタルリマスター版が公開されることを知りました。同時に今年の夏は、オールドサーフファッションを着こなす夏にする決心をしました。笑 もちろん、デニムにhangtenのボーダーTシャツで映画を観に行き、目的を達成しました。笑 h

    • ちょっぴり読書感想vol.10

      ナショナリズムと政治意識 「右」「左」の思い込みを解く 中井遼こんにちは。 東京都知事選挙が終わりましたね。 私は今まで政治に興味なんてありませんでした。そこには、私1人の意見や思想なんて何にも反映されないし、政治家なんて私利私欲にまみれた人しかいないと思っていました。私自身、現代の若者っぽい個人主義的な部分が強かったのだと思います。 そんな私は、ファッションが好きなのですが、ファッションを文化的に捉えようとすると、自然と経済、政治、社会、技術などの側面が関係してくるんですよ

      • ちょっぴり読書感想vol.9

        仮面の告白 三島由紀夫今回は、三島由紀夫著、仮面の告白の感想を述べたいと思います。 最近気になっていたのです。三島由紀夫。戦前〜戦後に多感な時期を過ごし、60年代の政治的、経済的にも芳醇な激動の時代を生き、何を持って三島事件に至り、生涯を終えたのか。 私はまだ三島由紀夫のことを知りません。そんな三島由紀夫が現在の私と同い年、24歳のときに発表した自叙的作品の仮面の告白を読んでみました。 一言で感想を述べるなら、耽美たる自慰的作品、でしょうか。 この作品は、三島由紀夫が同性愛

        • ちょっぴり読書感想vol.8

          シティ・ポップ文化論音楽に疎い私。最近、ファッションを楽しむうえで文化への教養は欠かせないと思っています。そのため、様々な文化や社会学的なモノに触れたいと思っている今日。大学時代流行ってたよな、そう思いながら手に取った1冊です。 めちゃくちゃ面白かったです。この本。 「シティ・ポップ」という抽象的な表現を、様々な角度から定義付けしていってくれます。シティ・ポップという音楽ジャンルの1つなのだけれども、それを取り巻く文化的、社会的なものを引き合いに出しながら、それぞれの方々の

        ちょっぴり映画感想vol.4

          ちょっぴり読書感想vol.7

          映画館と観客の文化史 加藤幹郎今回は、映画館と観客の文化史という本を読了しましたので、綴っていきたいと思います。 この本は、題名に心を惹かれて手に取った本です。 というのも、ここ最近、映画館で映画を鑑賞することにハマっている私。しかも、ニッチで比較的小さめの映画館で。だから、この本を手に取ったのでしょう。読み終えた後、私がハマってる映画鑑賞に、何かしらの裏付けが取れたような気がしました。 この本の何が面白かったかというと、1番は視点ではないでしょうか。映画の歴史って、1番

          ちょっぴり読書感想vol.7

          ちょっぴり読書感想vol.6

          限りなく透明に近いブルー 村上龍 今回は、村上龍さんのデビュー作である、「限りなく透明に近いブルー」について書いていきたいと思います。 正直、題名だけをみると若者の青春小説と感じる気がしないでもありませんが、こちらは若者を描いてはいますが、所謂青春とは似ても似つかない陰を描いた小説だと言えます。 最初の衝撃は、現代を生きる私には刺激的過ぎる、ドラッグ、セックス、差別に溺れる若者の描かれ方です。生々しいのか、生々しくないのか、小説を読んでいるだけなのに目を塞ぎたくなる描写ば

          ちょっぴり読書感想vol.6

          ちょっぴり読書感想vol.5

          まちづくり幻想 木下斉今回は、木下斉さんのまちづくり幻想を読みました。 将来の夢を追いかけるにあたって、非常に参考になり、頭が柔らかくなるような本でした。 この本は、大学で地域創生やまちづくりを学んでいた私にとって、自然と魅力的に感じて、自然と手が伸びていました。 なんとなく、面白そうだからと決めて学んだまちづくり。いざ、就職活動となると、その時までなりたい職業や夢がなかった私は、様々な業種の企業説明会を片っ端から受けてみた大学3年生。そのまま明確にやりたいことが決まらない

          ちょっぴり読書感想vol.5

          ちょっぴり読書感想vol.4

          会社員、夢を追う はらだみずき※ネタバレを含む場合があります。 今回は、はらだみずきさんの「会社員、夢を追う」になります。 この本は、古本屋でタイトルを見て手に取った本です。この本は、社会人2年目になり、このままでいいのか、本当に自分がしたいことなのか、辞めてどうするのかと漠然と絶賛悩み中の私にとってはまさに持ってこいの本でした。だから、手に取ったのかなと思います。まさに悩んでいる私向けの等身大のエピソードです。 この小説の大まかなストーリーは、出版社に受からず、紙の商社

          ちょっぴり読書感想vol.4

          ちょっぴり読書感想vol.3

          少年たちの終わらない夜 鷺沢萠※ネタバレを含む場合があります。 この本は、4篇からなる短編小説となっています。 それぞれ80年代の18、19歳くらいの若者の機微を描いたものになっているようです。 私は、この本を読むまで著者の方を知らなかったのですが、言葉のチョイスも感性も好きだなと思えました。 この小説を読んでいると、18、19歳の頃に戻りたいとも思うし、当時は何気ない日常だったり、煩わしい事象が、今だととても価値ある儚いものだったなと再認識させてくれると感じました。 舞

          ちょっぴり読書感想vol.3

          ちょっぴり映画感想vol.3

          ダンサー・イン・ザ・ダークこんなに自分のやるせなさを感じるミュージカル演出のある映画観たことない。 今回はダンサーインザダークの感想を述べたいと思います。 最後のシーンでは映画館で号泣してしまいました。 ※ネタバレを含みます。 この映画は、失明目前の主人公が、遺伝でいずれ失明してしまう息子の手術のために、必死に働き貯金をするのですが、とても仲良くしていた隣人にお金を奪われ、必死に取り戻そうとしたらその隣人を殺してしまい、、、というストーリーです。 壮絶な人生を描くストーリー

          ちょっぴり映画感想vol.3

          ちょっぴり映画感想vol.2

          アメリカン・フィクション2023年公開 ※ネタバレを含む場合があります。 この映画は、まさに皮肉。主人公の皮肉な性格は、私の性格ととても似ており、なんだか重ねてしまいました。ただし、私と彼の違う点は、彼は天才であるが故え世間と見えている景色が違うだけ。 この映画は、主人公のあまり売れない黒人の小説家が、自分が1番書きたくない、皮肉めいた大衆に迎合するようなステレオタイプの黒人小説を書いたら、売れてしまいとんとん拍子にことが進み映画化まで決まるほど売れてしまうという中で、葛

          ちょっぴり映画感想vol.2

          ちょっぴり読書感想 vol.2

          「スター」 朝井リョウ今回は、朝井リョウさんの「スター」の感想をちょっぴり書いていきたいと思います。 ※ネタバレを含む場合があります。 朝井リョウさんといえば、私は「桐島部活辞めるってよ」の映画を初めて観たときがとても印象深いです。あとは、就活のときに「何者」を観て、就活が恐ろしく感じたことも覚えています。笑 今回の「スター」も、まさに朝井リョウさんらしい小説だなと感じています。現代の若者の視点の描き方が抜群に上手く、私だけではなく、多くの現代人に刺さる作品だと感じています

          ちょっぴり読書感想 vol.2

          ちょっぴり読書感想vol.1

          「ひと」「まち」 小野寺史宜今回は小野寺史宜さんの「ひと」「まち」の2冊の感想をちょっぴり書いていきたいと思います。 ※ネタバレを含む場合があります。 本屋さんに立ち寄ったときにふと手にとったのが、「まち」でした。題名に惹かれて、気づいたら購入していました。 登場人物は違えど、「ひと」「まち」ともに、舞台は同じ。東京都江東区の砂町銀座商店街や荒川などその周辺。 どちらも孤独な青年が、ひととのつながりや縁から故郷や居場所みたいなものを考え、成長していく物語。 こんな感じのテ

          ちょっぴり読書感想vol.1

          ちょっぴり映画感想vol.1

          フォレスト・ガンプ/一期一会1994年公開。トムハンクス主演。 ※ネタバレを含む場合がございます。 私の人生のバイブル。 この映画を初めて見たのは、小学生のとき。特にストーリーがわかったわけでもありませんでしたが、なぜか記憶に残っていました。その後、高校生のときにも見ました。そして、最近3回目の視聴をしました。この3回とも感じ方は違い、大人になったことを実感しました。 ストーリーとしては、主人公の人生を、主人公が回想していくスタイルです。頭が弱いですが、速く走れる主人公の

          ちょっぴり映画感想vol.1

          服のハナシ。vol.7

          所持品紹介皆さん、おひさしぶりです。(笑) 大学を卒業し、社会人1年目ということで、忙しくてなかなか投稿できていませんでしたが、少し落ち着いてきたので気ままに再開していきたいとおもっています。 この1年間の間で、服の好みも変化したり、ファッションへの考え方も変化したり、知識も増え、何よりたくさんの服を購入しました。 そんな私の私物アイテムを紹介していきたいと思います。 50s LEE101z購入背景 こちらのアイテム、どヴィンテージアイテムです。私が持っているヴィンテージ

          服のハナシ。vol.7

          ドラフト2023 感想

          はじめにこんにちは。 広陵のボンズ・真鍋慧の(恐らく縛り)指名漏れ、九国の佐倉侠史朗の育成指名、佐々木麟太郎はアメリカ、と、高校BIG3が誰も支配下にいないという波乱のドラフト。(個人的にはショックな選手もチラホラ) 今回はそんな2023ドラフトの感想ということで、個人的に思った感想を綴りたいと思います。 球団別感想中日 外れ 度会隆輝 1位 草加勝   亜細亜大学 投手 2位 津田啓史  三菱重工East 内野手 3位 辻本倫太郎 仙台大学 内野手 4位 福田幸之介 履

          ドラフト2023 感想