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Birdlandがあった事実とアナログ盤

「あーこれ、持っていた Birdland、、このバンドあったなー」

The Stone RosesHappy MondaysInspiral CarpetsThe Charlatans。マンチェスターブームの中にあったバンド、Birdland
正直、今まで忘れていた。

「うーん、これ買わないで、こっちに行かないで、BLACK MATELのテープトレードでもしていた方が良かったな〜」

などとブツクサと思い巡らせ、90年代初頭のアナログ盤を眺める。こんなのとか、あんなのとか、インディなレコード達は知らない間に増えていた。

東京に戻って、ネットを探索しながら、Birdlandの記事を探したのだけれど、2005年にあるAmebaのブログぐらい。私が持っていたアナログ盤はインポート盤だったので、米盤かUKかまでは確認はしなかったが、さほどの貴重盤ではないと思う。CDの日本盤で帯付きでは無いのは確実。

日本では確か、1988年ともなるとLPの生産は終了していたはずで、CDだけの発売になってしまい、さらに、ヨーロッパ以外にアナログ盤は生産しなくなってしまったはず。

そのせいかは知らないけれど、日本はCDにボーナストラックがあり、お得感があり、日本独自とかいうものが多かった記憶ですが、定かではない。※米国も後にボーナストラックがつきましたが、当時はシークレットとか言っていました。

80年代終わりから90年代に差し掛かる頃のアナログ盤は減産され、ヨーロッパのUKとドイツを中心にし残っていました。東欧があったかどうかは私は知らないです。日本ではインディでの自主プレスはあったものの、ほとんど一般流通しなくなったので、日本のアナログ盤はこの頃はほぼ全滅でした。

日本では85年にシングル盤はほぼプレスされなくなり、プロモ盤だけの存在と記憶しています。87年以降になると更に33回転のアナログ盤も段階的に消え、45回転のMini LPがダンス系でプレスされていたのかもしれませんが、90年代にはアナログ盤は売り場からも消えました。

実家で家探しをしていた時に、The Monochrome setの『Fin』のアナログ盤も出てきました。これは86年ですが、1993年の『Live』はCDになっていたので、もうアナログ盤は発売されなかったのでしょう。


★家探し中に出てきたBirdlandのアナログ盤の正体

アマゾンの日本盤のタイトルは『暴走のロックンロール』、デビュー盤は『明日なき世代』だそうです。ちなみに、解説は大貫憲章さんです。

日本盤の『暴走のロックンロール』CDでは1990/11/21のリリース、インポート(輸入盤のことです)1991/8/9です。

明日なき世代』は、1991/2/20で日英同時発売。あれと思いましたが、よくわかりませんが、『明日なき世代』はメジャーデビューで、『暴走のロックンロール』はインディ時代のコンピって事ですかね?

発見しました。私のは上記のEPです、45回転のLPサイズの4曲入りのEPの方だと思います。なにぶん、久しぶりに見たので、ちょっとだけ見て、まあ、いいやって事でしまってしまいましたが、多分、これです。


Birdlandをさらに調べる

Birdland - Sleep With Me (1990)

ファーストCD(コンピレーション)はアマゾンでは4,679円とありますが、海外では1円ぐらい。送料がかかるので日本だと逆に高額アイテムになっているのかなと思います。日本では忘却の彼方ですが、海外では在庫はまあまあな枚数があるのかという印象です。

ヤクオフでは2枚セットで2000円なら、まあまあですね。なるほど。

確かに、私のMini LPを購入したがるマニアが今の日本で何人いるはずもないのですけどね。

私も、当時、外資系のレコードストアで何気に輸入盤のMini LPを購入したものの、Five Thirtyっぽいというか、どうもイマイチだったのか、そんな感じの印象だったのかもしれないです。

にしても同時に家探しで出てきた1988〜1993年のスケジュール帳。この頃は、私の一番良かった時代で、毎年、友人の会社のスケジュール帳を貰っていた事も思い出しました。

私の落日となった時代の転機は1994年ぐらい。ちょうど、Kurt Cobainの死があり、もう時代は終わったのです。1993年にはEuronymousも亡くなって、94年にはVarg Vikernesの判決があった年でした。

この年に私にも多くの不幸があり、その後、どんどん降下していく人生・運気は信じられないことでしかなく、、思い出すだけでも大損なので消去。


Birdliandの印象

Birdland -Shoot You Down

Birdlandの映像は色々あります。同名のタイトルでローゼスの曲がありました。Birdliandは何となくJAPANAriola時代を思い出すサウンド感もします。

マンチェの特徴の横縞のロングスリーブ、マッシュルームカット、日本でもアニエスの縞Tとか、ハイネックの縞Tが当時、流行ってました。

Birdland - Club Citta' Japan 91

日本公演映像、ありました!

YOUTUBEには無いものはない?というくらい放送された映像はなかりアップされていますね。それにしても、こんな映像あったら、嬉しさと懐かしさなどで、泣いてしまいます。

1980〜1990年代に日本に来日していたバンドは多く、特にデビュー直前後のバンドは未知数なので告知を見ても簡単に行くことはしませんでした。映像も有料放送や地方局、深夜帯など、知らない間に放送されていて、後に某西新宿のお店に高額な価格で置かれていても、20分で4000円の画質の悪いものを目を細めてみるなどの悲しいことしません。したくないです。

Birdlandに話を戻して、1988年から1993年に活動していたバーミンガムのバンドだそうで、ボーカルのロバート・ヴィンセント(Vo.)とリジー・ヴィンセント(G)の兄弟が中心となり、サイモン・ロジャース(B)、ニール・ヒューズ(Ds)の四人組。バーミンガムというのでDuran Duranも意識している気もします。ヴィンセント兄弟はグラム系のバンドに在籍していたとの事で、New York DollsJapanの短髪、音はマンチェスター系という感じです(偏見)。

2010年に再結成はしたそうですが、短い期間だったそうです。


最後に

Birdlandあったなーとアナログ盤の話は終わります。予想としては当時の雑誌の受け売りではなく、多分、外資系レコード店での推し、またはジャケ買いだったと思います。※追加情報:ヤフオクで出品されていました。500〜1000円ぐらいの取引でした。中古屋さんからで、他に7inchもありました。


次回予告、全くやってないBLACK METALをそろそろか、まだまだなので80年代、PUNK〜オルタナ、ポストパンク・ニューウェーブ、もしくは最近の気になる系の、、、どれかで、行こうかなと思っています。

今回もご清聴ありがとうございました。


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