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ドびっくりイギリス英語プチ講座 vol. 1「ルー loo」トイレにまつわる単語

これまでアメリカ英語一辺倒でやってきた身。あの巻き舌がカッコイイ!とすら思い、数年前までイギリス英語が一体どういう発音なのか、どんな単語や言い回しの違いがあるのか全く知りませんでした。

言わば、イギリス英語に関する知識 = 完全無敵にゼロパーセントの状態で、こちらに移住しました。ですので、皆さまを始め世間一般では「世の常識!」とみなされている事柄かもしれませんが、こちらのシリーズでは

私が初めて知って驚いたイギリス英単語、言い回しなど

をご紹介していきたいと思います。

記念すべき第1回は、お食事中の方には避けて頂くべきお題、イギリスのトイレ事情について。

早速語学と関係ないことから入りますが・・

便座が高い。

いや、値段でなく、「座高」が。アジア人より概して大柄な欧米人に合わせてあるので、もう慣れましたが初めは外でも家でも座ると「高いな」と感じました。

これはトイレに限ったことでなく、洗面台、台所の作業台なども高く、背の高い私には好都合。他の日本人在住者も慣れてしまうのか、たまに日本に帰って洗面所や台所に立ったら低すぎてギックリ腰に!なんて、大変な思いをされた方もいるようです。

どんどん脱線していくので本筋に戻しましょう。それで、何のイギリス英単語にドびっくり!なのかと言いますと

loo =トイレ

ルー。大柴ってつい、言いたくなってしまいますが、我慢ガマン。(もう言ってしまっていますが・・)

ママ友との会話には出てこないので、ルーを知ったのは在住3年目の今年。夫情報です。

会社でルールー言ってる」と。

I’m going to the loo. ちょっと便所行ってくるわ。

ってな感じでしょうか。普通にトイレの意味でも使えるようですが、私はなんとなく便所を連想・・。

奇しくも先週11月19日は世界トイレデー。イギリスには通称 Dr. Loo と呼ばれる博士(James Waklman氏)までいるようで、未来のトイレは便器に排泄された尿や便から健康状態を測る、ハイテク装置へと進化するであろう、と予測しています。(参照:Metroニュース電子版)

そもそもルー以前に、イギリスではトイレのことをどちらかと言えば日本寄りの

toilet

と呼ぶことにも始め驚きました。ずっと

bathroom

派で、トイレは和製英語でしょ?ぐらいに思っていたので。こちらでは、イギリス人がアメリカのデパートに行って「toiletどこですか」と聞いたら店員さんに便器売り場に案内された、という笑い話があります。それくらい、アメリカ英語ではトイレとは言いません。

けれど、これまた今年気付いてしまったのですが、イギリス人でもバスルームって言うんです。会話では聞いたことがないのですが、メール上で

Please use the bathroom before the show.

とあって、一斉送信の比較的フォーマルなお知らせだったせいでしょうか。ということは、大人の、お上品な?改まった場では?bathroom がイギリスでも正解なのでしょうか。んー、とりあえず普段は皆さんtoiletですがね・・。

その他オマケのプチ単語

poo = ウンチ
pee = オシッコ

と、ここまでは私でも以前より知っていたのですが、子供が使っているのを聞いて初めて知ったのがこちら。

wee = オシッコ

小さい子供達は、これらを二度ずつ繰り返して poo-poo、wee-weeと言ったりしますね。どうやらこの wee もイギリス特有の言い方のようです。

最後のシメで、

nappy = オムツ
potty = オマル

オムツもdiaper だと思っていたので、初めその可愛らしい語感からも、なんだかホント、びっくり!

オマルの方は英米どちらも同じ potty のようですが、発音に違いが出るようです。

イギリス:ポッティーとハッキリ、そのままの読み方
アメリカ:パッティー→パリぐらい滑らかに

私の課題:私も今度ルー、試してみる⁉︎


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