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変形性関節症は、年齢とともに股関節の骨の表面を覆う軟骨がすり減ってくることで起こります。軟骨は関節にかかる摩擦や衝撃を和らげるクッションの役割をしています。

軟骨がすり減ると、骨と骨が直接擦れ合うようになり、股関節を動かすたびに、足に体重がかかるたびに痛みを伴い、進行すると骨の変形・関節が動きにくくなり、歩く・座るなどのあらゆるあらゆる動作に支障をきたします。

進行すると、何もしなくても痛みが出るようになり、著しく関節の変形が見られるようになり、左右の足の長さに差が出ることもあります。

日常生活の中で痛みが起こる動作を避けるようになるため、特に股関節周りの筋力が落ちてきます。

筋力が落ちると、股関節を支える力が弱くなり、余計に関節への負担が増し、症状の悪化に繋がります。

軟骨のすり減り具合や関節の変形具合は、レントゲン写真で確認することができます。

変形性股関節症じゃないかな?と心配な時には整形外科で相談してみましょう。

残念ながら変形してしまった関節を元に戻すことはできません。

ですから、長距離を歩くと足の付け根が痛む・股関節周りがこわばるといった気になる症状がある場合は、なるべく早いうちに病院で診察を受けましょう。

早期から股関節に負担がかからないように、痛みのない範囲で適切な運動をすることが大切ですので、「どんな運動をしたらいいか」は、リハビリの専門家に相談することをお勧めします。










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