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福岡市在住/会社員/グラフィックデザイン/DTP。 自分らしい生活、自分らしい表現とは…

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福岡市在住/会社員/グラフィックデザイン/DTP。 自分らしい生活、自分らしい表現とは何か常に模索中。 ナチュラルに生きること、心と体と人生に正直に生きることがテーマです。

最近の記事

胡座から手を付かずに立てるようになった話

数年前、 オイルマッサージの練習会に参加していた時のこと。 先生がみんなに問いかけました。 体操座りから手を使わず、 足を開かずに立ち上がれますか? もしくは、足をクロスした状態、 もしくは、あぐらをかいた状態から 真っすぐ立ち上がる事が出来ますか? その時、受講していたのは6人。 全員で床に座って試してみると、 2人は難なく立ち上がり、4人は全く立つ事が出来ませんでした。 もちろん、私は立ち上がれなかった4人の内の一人。 立ち上がれる人にとっては、 立つぞ!と意思を

    • 映画「ストーリー・オブ・マイライフ」の感想

      「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」 を見た。 若草物語は、小学生の頃に読んだきりだった割に、 けっこう、覚えているものだな、と言うのが一番の感想。 当時、この小説を読んだときは、 ローリーとエイミーが結婚したことが納得できなかったが、 今見るとなるほどなぁ〜、と思う反面、 ひどく切ない気持ちになった。 これは、子供向けに書かれたリライト版ではなく、 ちゃんと大人として読み返さないといけない、 なんてことを思った。 今、再びこのストーリーに触れて思うこと

      • あたりまえのこと

        昨年末に出た世界のジェンダーギャップランキング、日本は世界で121位でしたね。120位はサウジアラビア、122位はクエートなのだそうです。 宗教的な戒律が厳しい国に挟まれてる感じです。 日本で生活していると気付きませんが、日本って宗教以上に見えない縛りのある国なのかもしれません。そう、子供の頃から、じわじわじわじわと教育されて来た、「当たり前」と言う魔法にかかってるんです。 もしくは、呪い・・・ 男性の方が仕事ができて当たり前。 子供は女性が育てるのが当たり前。 理数

        • ホルモンバランス

          このところ、 やたらめったらクラリセージの香りを欲していました。 随分前からクラリセージ精油を切らしていたので、 久しぶりに買って来まして、 今、バナーで炊いています。 とても良い気分。 クラリセージはシソ科の植物。 女性ホルモン様作用(エストロゲン様作用)が あるということで、 アロマセラピーが好きな人にとっては、 とても有名で重要な精油です。 PMS、生理不順、更年期障害などにも 利用されるし、 不安感を和らげたり、精神疲労にも効果があるので、 疲れた時にもとって

        胡座から手を付かずに立てるようになった話

          普遍とは

          私は、本をあまり読む方ではないけれど、 本屋さんは好きなので、よく長時間滞在している。 そして、気になった本を色々と立ち読みして廻る。 購入したり、全部読破するのは稀。 そんな訳で、ちょっとうろ覚えではあるが、 なるほど〜、と思った事がある。 コピーライターの谷山雅計さんだと思う。 「非凡と平凡」のこと。 人は、非凡なことを素晴らしい事と思い、 非凡なことを求めるけれど、 普遍は、平凡の中にある。 普遍は、ごく普通のことだったりする。 だけど普遍に辿り着く事はなかなか

          普遍とは

          映画「アルキメデスの大戦」の感想

          映画「アルキメデスの大戦」を見た。 予想していた以上に素晴らしい映画でとても驚いた。 正直、全く期待してなかった。 なので、ブログに感想書く事もないだろうって思っていたが、 感動しまくりで帰ってきた。 好きな人には申し訳ないが、山崎貴監督の映画が好きではない。 それなのに、予想外に感動してしまい自分でもビックリしている。 好きではないのに何故見に行ったかと言うと、 微妙に、戦艦萌えなとこがあるため 動いてる大和が見たい!と言う思いが強かったからだ。 と言っても「艦これ

          映画「アルキメデスの大戦」の感想

          自分の位置の話

          プロプリオセプター(固有感覚受容器)と言うものが、 身体の各所にあるらしい。 特に関節部分に多く、この受容器が働いて、 身体がどのような姿勢なのか認識しているとのこと。 しかし、脳がイメージする自分の動きと、 実際の動きがずれてる事は多い。 私は、か~な~りずれている。 スポーツをしてる人、ダンサーなどは、 脳内のイメージと現実の自分の動きが一致しているわけだが、 私のような運動不足の一般人はなかなか・・・ そして、年齢と共に更に一致しなくなってくるため、 怪我などが

          自分の位置の話

          狩をする猫

          昨年まで実家で猫を飼っていた。 (17歳で他界) 実際には飼っていたと言うより、 一緒に住んでお世話させていただいていた、と言う方が正しい。 家族全員が彼(猫)の召使と化していて、 とても大切の育てられていた。 夕食に刺身などが出ると食べたがるのだが、 一切れそのまま出してあげても口を付けない。 刺身を眼の前にしつつも、 人間の顔を見て「にゃん」と言うのだ。 そこで家族が5mm以下の大きさに小さくほぐしてやると、 自分のもの!と言う感じでバクバクと食べ始めるのだ。 実

          狩をする猫

          電車とイノシシの話

          数年前の話だ。 福岡市内から実家に帰っている時、 乗っている電車が大きな音を立てて止まった。 衝撃と、そして、ガガガガーっと何かを引きづるような音。 少しすると車内放送が流れた。 「イノシシをはねました。」 電車が走っていたのは、単線で山の中と言っても良い場所であったため、 街灯も殆どなく外を見ても真っ暗で何も見えなかった。 車内も数人しかおらず、大きなリアクションをとる人もいなかった。 その後、車内放送は入らないまま、 暫くすると、電車はまた元のように走り出した。

          電車とイノシシの話

          「沈黙」の感想

          映画「沈黙 -サイレンス-」の感想です。 原作を読んだことがないので、映画のみの感想となります。 http://chinmoku.jp 監督はマーティン・スコセッシ。 それなりに期待してはいたけど、作品の質の高さに驚かされる素晴らしい映画でした。 マーティン・スコセッシと言えば、「タクシードライバー」とか「ギャング・オブ・ニューヨーク」とか、「アビエーター」とかアメリカ的感覚を表現した、大作が多いイメージがありますが、「キリスト最後の誘惑」とかチベット仏教について描かれ

          「沈黙」の感想

          幸福感と言う幻想

          以前読んでいて、あまりにも自分に当てはまりすぎて笑ってしまった記事があります。 残業時間が月60時間を超えると「幸福度」が急上昇 と言う内容の記事でした。 研究によると、人は残業が多く成る程、幸福感が下がって行きますが、60時間を超えた時点で幸福感は急上昇するのだそうです。 東京大学の中原淳准教授は「残業時間別の幸福度」のグラフについて、月60時間の残業時間を超えると、幸福感が急激に上がっていることを指摘した。 残業が60時間を超えている人は「幸福度が高い」「就業満足度

          幸福感と言う幻想

          自然の中の家

          何年も前の話、友達がこんな話をしていました。 彼女のお父さんは蛇が大嫌い! その原因は子供の頃のある出来事。 夜、寝ていると、お布団の上に天井から蛇が落ちて来た事があるらしく、それから大の蛇嫌いになったそうです。 私の子どもの頃でも、イタチなどは、天井裏に入って来て、騒音を立てていることはありましたが、蛇が家の中に入って来て、ましてや天井から落ちてくる事は想像外だったので、 「そんな事ってある〜???」って感じで、母にその話をしたら、意外にも母は、 「そうそう、昔の

          自然の中の家

          方言とイントネーション

          福岡、北九州の人は、自分が話してる言葉は、語尾などに気をつけて、敬語や丁寧語で話せば、完璧な標準語であると思っている人が多いみたいです。 私もそうでした。 その為、イントネーションが訛ってると聞かされた時は、けっこうな衝撃でした。 敬語を使っているのに言葉を聞いただけで九州の人だと分かると言われても、にわかに信じられないくらいでした。いったい私の言葉のどの部分が・・・?、って今も思います。 15年近くも前の事ですが、こんな事がありました。 イギリスの南西部、デヴォン州にホ

          方言とイントネーション

          人の恐さの話

          随分前にネット上で話題になった記事にこんなものがありました。 ある病院で、患者さんの名前に「様」を付けて呼びましょう、と言う事になり、呼び方を変えた。 その後、一部の患者さんの態度に変化が表れた。 横柄になり、スタッフへの暴言や暴力、セクハラまで行われた。 議論の末、従来通り「さん」に戻すと、患者さんに変化が表れ、元に戻った。 と言うお話でした。 この記事はしばらく頭に残っていました。 多分、態度が悪くなった患者さんにとっては無意識の行動。 日本人の殆どの人は、 「

          人の恐さの話

          わたしにとっての自由とは

          もっと自由になりたい!って思うとき、どんな風になっている自分を想像しますか? お金に困る事なく、好きな時に好きな事ができる! そんな状態が自由って思う人は多いと思います。私もそうです。 でも、見ていてこの人自由な人だな~、って羨ましく感じる人、魅力的に感じる人って、状況の面では、あまり自由でない場合が多いと思うんです。 パッと思いつく人で例にあげますと、例えば坂本龍馬。 この人かなりの自由人。でも、状況だけ見ると、現在の私たちの方がずっとずっと自由です。 当時は、身分

          わたしにとっての自由とは

          言語と文化と世界観

          「ピダハン― 「言語本能」を超える文化と世界観」と言う本の感想です。 大変興味深く、面白い本でした。 分野としては言語学の本になりますが、言語に関する事だけに留まらず、人の幸せとは何か?と言う事を深く考えさせられる本です。 内容は、アマゾンのマイシ川沿いに住んでいると言われる、ピダハンと言う先住民族についてのこと。 彼らの話すピダハン語の話者は400人を割っており、絶滅するのも近い言語と考えられてます。 そのピダハン語は、現存する他のどの言語とも類縁関係がないという、極

          言語と文化と世界観