普遍とは
私は、本をあまり読む方ではないけれど、
本屋さんは好きなので、よく長時間滞在している。
そして、気になった本を色々と立ち読みして廻る。
購入したり、全部読破するのは稀。
そんな訳で、ちょっとうろ覚えではあるが、
なるほど〜、と思った事がある。
コピーライターの谷山雅計さんだと思う。
「非凡と平凡」のこと。
人は、非凡なことを素晴らしい事と思い、
非凡なことを求めるけれど、
普遍は、平凡の中にある。
普遍は、ごく普通のことだったりする。
だけど普遍に辿り着く事はなかなか出来ないのだ。
実際の文章は、もっと詳しく
クリエイティブの視点から語っていたが、
まるで、禅の真理の事を語ってるように思える。
簡単なようで本当に意味する所は、
なかなか分からないのかもしれない。
「分かる!そうだ!そうだ!」
と思いつつ、結局、非凡を探して探求し、
普遍に背を向けているように思う。
非凡の方を見ているときには、
本当に求めているものは見つからない。
どんな分野でも言えることなのだと思う。
そして、特定のことに限らず、
人の生活全ておいえても言えることなのだと思う。
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