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水星のタヌキ

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水星の魔女を視聴しながらダラダラといろんなこと考えて吐き出すマガジン。私見だぞ!
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#木曜コーナー

展開予想 総集編

展開予想 総集編

水星の魔女0〜6話までと総集編を加味して展開予想をしてみる。

0.概要

本作テーマは「親世代と子世代の対立」「人間とは何か?」というSFあるあるの問い、そしてラストはテンペストと同じ「許し」の三本柱かと思う。特に「許し」は復讐譚カテゴリにあるテンペストの際立って特徴的な部分であるので、ここを外すなら本作のプロスペラの計画は失敗する事になり、話全体として考察は成立しないかと思われる。

1.前提

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水星の魔女 6話感想

水星の魔女 6話感想

事前に声優さんラジオ情報で「6話が凄いらしい」という噂を聞いていた為に

期待度爆上げで視聴してしまい

大変大河内氏には悪いが、実は「え? こんなもん?」と肩透かしを食らった回だった。

有料設定外した。見るがいい、予想を外した哀れなおじさんの姿を! 

俺は……俺は! Gガンに端を発する「恥ずかしい告白」をここでやらかして「世界4大恥ずかしい告白」とし、水星の魔女最終回でこの4大告白を過去のも

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水星の魔女 5話感想

水星の魔女 5話感想

Gyaoで5話2回ほど見直して規定数の3回視聴クリア!

うん、捻りはないな! 素直に見てグエルの成長を楽しむが良い。

で、「見てる人の感想」の感想を書こう。先ずは海外4chanの反応訳してる壺の人のところがだ、魔術関係とかファンタジーに関してはあまり詳しくないのかな感。

魔女(witch)とかwitchcraftの訳が怪しかったダスな!

まず、西洋圏ではキリスト教前の時代があり、魔女という

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水星の魔女 4話感想

水星の魔女 4話感想

チュチュ回でしたね。

この辺の表層的な話は短観として放流したワケだが。

木曜日の「感想」ではもうちょい掘り下げる。

アスティカシアの学生は、今のところ1人を除いて「親から期待され、それを満たそうとする子供」である。本話ではその一部、チュチュパイセンとスレッタの共通項の発見から「チュチュがスペーシアン・アーシアンという区分を限定的に止める。スレッタを受容する」という話だが……

これ続けると、

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水星の魔女 3話感想

水星の魔女 3話感想

新しいアニメ視聴の形に併せた作り方、なのかねぇ?

水星の魔女全体を通して、繰り返し見返して考察する構造がある様に感じる。動画保存したりコマ送りしてキャプチャしたりが容易に行えて、ネットに上げて共有したりワチャワチャ出来るのは映像作成側としては著作権上宜しくない筈なんだが、地上波配信する以上それどーしょーもないしなぁ。

3話の展開的には「この水星の魔女」と言う作品の根幹にある「大人や社会からの要

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水星の魔女2話 感想Bパート

水星の魔女2話 感想Bパート

承前

まず断っておくが、私は本作を百合とは思って居ない(無論諸君が百合百合思うのは自由であるが)
私はスレッタをバイセクシャルないしは「同世代の子供を初めて見た幼稚園児」ぐらいに見ている。男だ女だ関係なく、ただお友達としての……難しいな、友情かな?
そんな感じのポンポコタヌキだと理解している。同世代コミュニティに慣れてない、そんな感じ。

この間7歳になったウチのジンくんさんの方がスレッタより同

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水星の魔女 2話感想Aパート

水星の魔女 2話感想Aパート

総論
「お前ら会議下手くそだな!」

表向きメインは大企業幹部のお偉いさん達のクソ親ムーブ陳述です。ここに復讐に燃える母タヌキ参戦で事態は混迷を深めるというか、あなた方オツムは大丈夫ですか的な印象がある。

えー。
人間には同一性バイアスというものがあり、基本的には筋を通したり一貫性のある主張をしようと試みるものです。これがダブスタクソ親父殿には全く無い。

絶対王政とか専制に於いても、基本的には

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水星の魔女 1話感想

水星の魔女 1話感想

総論

まさか本気でタヌタヌして来るとはこの海のリハクの目を(以下略)

百合だなんだはある程度予測できたというか、スレッタ・マーキュリーは「フレディ・マーキュリー」をモチーフにしてるだろうから「改名」「エリーの頃はママ呼び(プロローグはボヘミアンラプソディの要素を含む)」

「家族と離れて全寮制の学園生活」「騒乱に巻き込まれて移住」「妹がいる」……まぁ、この辺は想定の範囲だ。百合もフレディはバイ

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