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中学受験のリアル

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長女の私立中学受験をまとめています。今大学生になりました。中学受験してよかったと言えるのか、未だに正解がわかりません。
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#体験談

入試4日目。ラーメン屋で泣いていた男の子の話。

入試4日目。ラーメン屋で泣いていた男の子の話。

「合格」という花びらが舞うことがないまま入試4日目を迎えた。

試験初日や2回目の受験で、早々に合格をもらった子どもたちはもう学校に通い始めていて、この時期にまだ試験会場に向かう子どもたちは、どことなくうつむき加減で少し疲れたように見えていた。

この日は、午前中に1校、午後にも1校の試験があったため、お昼をどこかで取らなければならない。
娘に聞くと、
「ラーメンが食べたい」と言った。

親として

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なぜ中学受験をすることになったか

なぜ中学受験をすることになったか

そもそも我が家がなぜ「中学受験するぞ」ということになったか。
結論からいうと、ウチの場合父親(夫)の意見からだった。

「絶対に中学から私立に入った方がいい。大学受験で希望のところに入れる保証はないんだから。今頑張って中学受験すれば、そのまま大学まで行ける。大学付属に入れるなら絶対その方がいい。」

「大学受験の方が難しい。就職するのに大学は大事だから。後からわかるって。」

彼はザ昭和世代なので

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中学受験のリアル〜あれから7年経ちました〜

中学受験のリアル〜あれから7年経ちました〜

この記事は、初めての中学受験で、何の知識もなく中学受験という荒波に呑み込まれていった長女と母の体験談と、都立中高一貫校→✗からの高校受験で早慶w合格を勝ち取った次男の、入試・入学その後の7年間を描いたリアルな受験体験記です。

私が1人目の中学受験の時に一番知りたかったのは、中受に挑んだ子どもたちのその後の人生です。

もし合格できなかったら…志望しない学校に入ったら…中学受験自体途中でやめてしま

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