#76 子供が夜お漏らしをしなくなる解剖生理学的理由
こんにちは
tatsuyaです。
本日は、「子供のおねしょに関する内容」について整理していきたいと思います。
1.ある時、急に
子供の成長を見ていると今までできなかったことが、ある時急にできるようになることってありますよね。
もちろん大人でもそのような経験はありえると思いますが、子供の方が圧倒的に多いと思います。
リハビリテーションを実施していても、できなかったことがある瞬間にできるようになることってやっぱりあるんですよね。
それって筋力が上がったから?関節が動くようになったら?
それもあると思いますが、そのできなかった1秒前とできた1秒後でそのような機能変化が生じるのかという疑問がでてくるわけです。
2.スキルの習得
どこかのタイミングで夜のオムツを止めて普通のパンツを履いて寝せなくてはいけない時がきます。それは、もしお漏らしをしてもいいように休みの前の日から始めてみることが多いです。
初めのうちは大体お漏らしをしてしまうのですが、何度かチャレンジしていくとお漏らしをせずに一晩寝ることができるようになります。
よし!これで大丈夫だ!
そうおもった矢先に、大量のお漏らしをしてしまったという経験もあります。
もちろん一つのスキルを一度出来るようになったからとはいえ、それが完全にマスターしたということとは違うことはわかります。
しかし、その全くできていなかった時と、出来るようになったがまだ失敗もある時、完全にできるようになった時、ここにはどんな差が生じているのかが気になります。
3.夜のおねしょ問題
子供がおねしょをしなくなる解剖生理学理由は
①膀胱の容量
:いっぱい溜めれるようになる
②ホルモンの分泌(抗利尿ホルモン)による尿量の調整
:尿量を調整できるようになる
③神経の発達
:膀胱がいっぱいになった時に尿意を感じる
④睡眠のパターンが安定
:深い睡眠から深いだけでなく深い睡眠と浅い睡眠を繰り返すことができるようになってくる。
が一般的に考えられている要因となります。
複数の要因が関与して、おねしょがなく朝を迎えたり、おねしょをしてしまったりというのがあるようです。
解剖学的(膀胱の容量など)には1秒前と1秒後では大きな変化はなくとも、自律神経(ホルモンの分泌の関係や精神的な不安なども含む)や環境(寝ている時の気温、周囲の音、時間帯)などの変化により、できる日とできない日があるのかと思ったところです。
こどもの成長には、挑戦と忍耐が必要であり、達成された時は喜びを感じれると思います。共に歩む時間を大切にし、これからもサポートしていきたいと思います。
まさに今、おねしょ問題に取り組まれている親御さんみなさまにも心からの応援を送ります。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。
「制度に関して興味がでた」「介護保険をもっと知ってみたい」と思っていただけましたらサポートをして頂けるとありがたいです! 今後も介護報酬の改定が施設にとって少しでもプラスになるように継続して行なっていきたいと思いますのでよろしくお願いします!