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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第46話

【ぷ】※
力のミルフィーユによる周波数解析を進めるなか、黒スーツの男はあることに気がついた。

「そう言えば…不審者たちが急に高速回転しながら皮膚ひび割れを起こしたのって、エイリアン・タリがあの『逆に握らせていただきやす』ちゅうやつを言うた直後やったな。もしかして、あれと何か関係があるんとちゃうやろか。

ジンくん、何かわかることはおまへんか?」

「そうだね。『逆に握らせていただきやす』ていうのはエイリアン・タリがさも自身のオリジナルであるかのように使ってはいるけども、実際は連続寿司ドラマ『おにぎりやす』で主人公の夢にぎるが寿司バトルの最中に対戦相手に向かって言うセリフなんだよ。」

喋り猫ジンくんのまさかの暴露にエイリアン・タリはものすごく罰が悪そうな顔をしていた。

こいつ、喋る猫のくせにいらんこと言いやがって…!しかし、このタイミングで怒るのは得策ではないな。しかも、相手は小動物やんか。器が小さいアリゲータリウム星人と思われるやん?せやから、ドンと構えとくねん。あ、忘れとった忘れとった!おにぎりやす、最終回やんか!はよせなあかんがな!どない応対すんねん、タリよ!

このピンチをどう切り抜けるべきか。ジンくんの暴露に焦りながらもタリは最適解を導き出すべく考えを巡らせた。

皆の冷たい視線がタリに容赦なく突き刺さる。ヤバい。

【CHA】※
タリは焦ったが、冷静さを取り戻すために深呼吸をし、皆の視線に向き合った。

「う~ん、そうだな、確かに『逆に握らせていただきやす』は『おにぎりやす』のセリフだった。でも、それはちょっとしたジョークで言ってただけさ。実は、おにぎりやすのことを考えてたんだ。」

タリは言い訳をしようとしたが、周囲のクルーたちはまだ不信を抱いている様子だった。

「本当だってば!信じてくれ!それよりも、おにぎりやすの最終回がもう始まるんだよ!」

タリが切り替えのように言い、ウォンバット2号たちと喋り猫ジンくんが興味津々に聞き入っていると、不審者たちのひび割れていた皮膚がちょっとずつ元に戻り始めた。

「どうやらおにぎりやすの音楽によって癒されたみたいだな。」

喋り猫のジンくんが微笑みながら言うと、不審者たちの表情が少しずつ和らぎ、ゾャピィの影響から解放されていくようだった。

ウォンバット2号たちも安堵し、黒スーツの男は少しずつ腕を組んでニヤリと笑った。

「ま、まあ、それでよかったやんか。エイリアン・タリ、なんとか上手く切り抜けたみたいやな。」

エイリアン・タリはやや恥ずかしそうに頷いた。

「う~ん、まあ、ほんのちょっとだけ、助けてもらったかもしれんな。」

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。

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