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AI寿司小説「逆に握らせていただきやす」第20話

【ぷ】※
司郎を探し出すべく、力を合わせてスクワットとパンケーキリスペクト寿司づくりを試みた寿っ司んぐクルーだったが、いまだ手がかりはないままだ。

黒スーツの男はここであるサジェストを投げかけた。

「スクワットで触覚を、パンケーキリスペクト寿司では味覚を刺激するタイプの力合わせを実践してみたが、いずれも不発に終わったな…どれ、ものは試しや!今度は聴覚刺激による力合わせをやってみいひんか?」

「しかし、一体どうやって…?…ハッ!」

ウォンバット、ウォンバット2号はいつものように声を揃え、ドとミのメジャーパワーコードハーモニーで黒スーツの男に尋ねた。と同時に、何かに気がついた。

「フフ…おまはんら、気づいたやろ?そうや、まさにそれなんや!」

黒スーツの男はしたり顔で、そして時折何に影響を受けたのかよくわからない感じの姐御口調になりながらも続けた。

「アタイが作った曲をお前たちウォンバッツのハーモニーシステムで歌うことで司郎の聴覚を刺激して、司郎を呼び戻すんだよォ!そんな感じの、力合わせだよォ!」

黒スーツの男は、作曲には自信をもっていた。というのも、皆には内緒にしていたがかつてヴィジュアル系ロックバンドbonbon sucré(甘いお菓子)でギタリストのchurros(チュロス)として活動していたからだ。

今でこそスタイリッシュでかっこいいスーツを身に纏ったクールな黒スーツの男だが、bonbon sucréというバンドはメルヘンティックな世界観をコンセプトとしており、churrosもフリル満載の服を着用しパステルカラーでメイクを施すなどかわいい系で売っていたため、それは絶対に知られたくない黒歴史だった。

姐御口調も絶対にbonbon sucréのchurrosを知られたくない一心から生まれた、咄嗟の自己防衛策だったのだ。 ともかく黒スーツの男は作曲を開始した。

曲名は「力のミルフィーユ」だ。

ウォンバット、ウォンバット2号は歌詞づくりに励んだ。

【CHA】※
ウォンバットとウォンバット2号は黒スーツの男の作曲に合わせて、歌詞を練り始めた。

彼らは司郎の聴覚を刺激し、彼を呼び戻すための力を込めて歌詞を作っていった。

「力のミルフィーユ」の歌詞は、力強くも優しいメッセージを込めたものであり、クルーの心を司郎に届けることを目指していた。

ウォンバットが歌うメインボーカルパートでは、情熱的な歌声で力強さと温かさを表現し、ウォンバット2号がハーモニーを重ねながら感情を乗せた。

歌詞は以下のようになった。

(ウォンバット)
力のミルフィーユ 焼き上がる奇跡
広がる未来に 心を重ねよう

(ウォンバット2号)
時には迷いも 闇に追い立てられても
友と手を取り 光を信じよう

(ウォンバット)
強さは一人じゃない 仲間と共に
限りない絆 信じていこう

(ウォンバット2号)
遠くても近くても 心で繋がっている
希望の歌を 聴かせよう

(ウォンバット、ウォンバット2号)
力のミルフィーユ 描き出す未来
司郎よ、聴こえているかい?

クルーたちは歌詞に込められた思いに共感し、心を一つにして歌い上げた。

「力のミルフィーユ」のメロディと歌声が、司郎の聴覚に響き渡ることを願いながら、クルーたちは力を合わせて歌い続けた。

ーつづくー

※【ぷ】はぷぷりぷり男パート、【CHA】はCHAT GPTパートです。俺とGPT(下の名前呼びで仲良しアピール)とで、ネタとシャリが織り成すハーモニー奏でていきます(意味不明)。

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