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グロ耐性の無い私は、評判のアニメをみられない

進撃の巨人、東京喰種、まどマギ、ヱヴァンゲリヲン、約束のネバーランド。最近だと、鬼滅の刃。評判のいい(人気のある)漫画作品やアニメ作品、映画作品を、どんなに見たくても見られない。

だって、私には「グロ耐性」が皆無なのだ。人が傷つくシーンを見られない。いわゆる、血とか傷とか、そういうのを見るのがイヤなのである。ドラマの医療系シーンでさえ、「うわ、見てしまった…」と目をそらしてしまうくらい、グロ耐性がない。(でも、自分の血や傷は見られます。人のは見たくないです)

私が一番最初に、「グロい」ものに抵抗感を覚えたのは、小学生の時に映画「20世紀少年」をみたことだ。今でもしっかり覚えている。それは「20世紀少年」のテレビ版で、映画をテレビ放送用に編集されたものだった。冒頭のシーンで、オリエンタルラジオのコンビがバイクに乗って道を走っている際に、大きな機械(ロボット)に遭遇する。そのロボットを不思議そうに眺めて近づくと、よくわからない液体をかけられ、かけられた二人は血を噴き出して亡くなる。このシーンがトラウマになるくらい、衝撃的だった。すぐにチャンネルを変えたが、その夜は「20世紀少年」のマーク(目の中に手が書いてあって、その中に目がある)が出てくる悪夢をみた。

じゃあこれ以後、一切「グロい」ものに興味がないかといえばそうではない。怖いもの見たさで気になるものの、大体が見て後悔することになる。フラッシュバックするというか、その絵をクリアに覚えてしまって、思い出してしまうのだ。で、嫌な気分になる。まるで自分がその傷を負ったかのように。

だから、周りの友人におすすめされたちょっとグロい作品は、我慢してみるか、見ないかのどちらかである。興味が、グロいものを見たくない気持ちが勝れば、我慢して見る。でも、結構ストレスを感じながら見ている。

だから作品として楽しんでみられるのは、少女漫画が必然的に多くなってしまう。少年漫画だと、ギャグ要素の強い日常コメディ作品なら見られる(「殺人教室」とか、「かぐや様は告らせたい」とか)。だから、少年漫画でおすすめされたり、話題の作品については、必ず友人にこうチェックするのだ。

「それ、グロいシーンある?」

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