恋したいとき、恋してるとき、恋を想いだすとき  こんな歌、こんな本

大人になった今は心のほとんどが恋でいっぱいなんてことはなくなったけれど、ときどき恋がすべてだったころを想いだしたりする

だれかを好きになって、だれかと恋をして
ぜんぜん知らない自分がでてきたり、自分を見失ったり
味わったことのないドキドキ、幸せや、切なさ、かなしみやくるしみ
全部が自分の心のほとんどになるあの醍醐味



そんな時いつも歌が、本が一緒にあった



この歌は自分の中で心が大変だった恋愛をしていた時にずっと聴いていた歌
私は今も、この歌を聴くと、その時のきもちがうわっとおそってくる
当時悩みながら抱きしめていたクッションとか、部屋とか、空の色とか



サウンドがまずセツナイ

その不思議な扉を開けるキスや、
素直に開く心の合言葉を、
おそろいのキーホルダーで
深くつなぎ止めた――。

一つだけもってて。
もし なくしてもあたしのをわけてあげるよ……。


こわれても直してね。あたしが気付くようにみせてよ
「わかんない、わかんない」っていわないでね
深くつなぎ止めた――。
一つだけもってて。
もし なくしてもあたしのをわけてあげるよ―――。

(一部抜粋)

ものすごくモロイ恋をしていたので、この歌詞に、なんとかつなぎとめたい
気持ちをかさねていたのかも

時には怖がったり、飛び越えるのイヤがったり
そう私は気分屋で、とても正直。
自称そのつもり……かな?
疲れちゃったらゆっくり バカなことにもつきあって
そして たまにはおこってもいいよ、
かわいがってよ……

まさにその時の私
疲れた時にバカなことをしてくれるって、実はものすごく心が軽くなったりする
このフレーズばかりくりかえした



この歌をひさびさに聴いて、つい恋する気持ちになりたくなった



そんな時に読むのは「小説」より「マンガ」
話をおぼえているのも、また読みたいと思うのも私にとってはマンガだ


手にとったマンガはこちら



矢沢あいさんの本はとにかく大好きで、全部もっているけれどこの本は特別だと思う
精神状態の悪い時には読めない・・・くらいの(作者もはやく元気になってほしい)
そのぶん出てくる登場人物の、どの人の気持ちもわかってセツナイ

恋する気持ちも大人になって、一緒に聴いたのはこちら



青い 体温 震えぬ胸
簡単に 抱きしめてしまわないで

私には
体温が熱くなるわけでも、胸がドキドキしているわけでもない相手に抱かれて

あなたの口癖の愛は
解けない呪いのようだ

あなたが嘘をつかなくても
生きていけますようにと
何回も何千回も 願っている
さよなら

噓だとバレてしまう言葉で愛を語る相手に、もう嘘つかなくていいよ
と自分からサヨナラを告げる何ともセツナイ女の子が浮かんでしまう


もう一曲はこちら


ハンバートハンバートはどの曲もセツナイ気持ちにさせてくれるけれど、中でもこの曲は一番セツナイ

そして言葉のつかい方がすごすぎると思っている


ああすっかりびしょ濡れになって あなたは帰って来た
くたびれた顔でほほえむ 疲れたでしょう、おかえりなさい

帰ってきたあなたに 「おかえりなさい」 というあいさつ

あなたと暮らすことが 私の幸せだった
でももう終りにしましょう 元の場所におかえりなさい

自分ではない誰かの元に 「おかえりなさい」 というサヨナラ


「おかえりなさい」

が、こんな2とおりの使い方をされるなんて~😭

別にこんな環境ではないのに泣ける・・・

二つの歌に共通していて
私は「最後に抱いてもらう」
のは余計に忘れられない気がするし、自分を安売りしているようで
ダメな気がする


そんな想いで読みたくなったマンガはこちら



大人になると、気持ちのまま突っ走ることはできない
制約や限界があって、恋愛にダメな場合というものがついてくる
抑えなければいけない気持ちもたくさんある
大人になるのもちょっと辛い


だから、本や歌で時々恋を想い出す


こんな素敵な企画を見つけたので、こんな乙女な記事を書いてしまいました


#note大学音楽読書コンテスト


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