医療系の前提知識となるバイタルサインをアップデートせよ!
バイタルサイン(Vital signs)のバイタル(Vital)とは「生命維持に必要な」「命にかかわる」という意味です。
つまり、バイタルサインとは「生命維持に必要な徴候」という意味で、人の生命にも関わる最も重要な情報と言えます。
具体的には血圧、脈拍、呼吸、体温の4つのことを言います。これに意識を加えた5つを言うこともあります。
このnoteでは、血圧、脈拍、呼吸、体温の4つについて記載していきます。
普段、バイタルサインを意識するのはいつでしょう?
おそらく基準値からはずれるような異常を見つけたときだと思います。
しかし、バイタルサインを正常と異常に区別する前に、それは患者様、利用者様の生命現象をとらえていることを念頭におくことが重要です。
はたしてバイタルサインをしっかりと評価できているでしょうか?
体温が何を示しているかわかりますか?
体温のセットポイントを考えたことがありますか?
高体温とうつ熱の違いが分かりますか?
血圧を高いか低いかだけで判断してないでしょうか?
脈拍を数値やリズムのズレだけで考えていないでしょうか?
SpO2の値がズレる条件を知っていますか?
呼吸を数とリズムだけで考えていませんか?
呼吸困難感があっても数値に異常がないときに戸惑っていませんか?
普段は異常がないことが多いので、いざ異常があったときにアタフタしてしまったり、異常に気付けなかったりします。
その時になってからでは遅いのです!
医療の道に進むのであれば、まずバイタルサインはしっかりと押さえておくべきです。これは私たちの最低限の責務だと思います。
今一度バイタルサインを考え直してみましょう!
はっきり言って膨大な量です!
目次や有料部分の文字数を見てもらったらわかると思いますww
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<体温 -Body temperature->
Ⅰ.体温とは
人体の生命活動はすべて摂取食物から消化吸収した栄養素を燃やして(酸化反応)得られるエネルギーで成り立っています。
生体内で営まれている代謝反応は一定体温の条件化で安定して行われるます。代謝と体温は連動しており、生命維持の礎をなすものです。
WHOが発表している平均体温は36.89±0.34℃です。ちょっと書き方がややこしいですが、36.5~37.1℃が平均体温と言うことです。
日本人の平均体温も36.89℃です。・・・1957年は(^^;)
2008年のデータによると日本人の平均体温は36.14℃となり、下がっています。(テルモHPより)
これは代謝機能が落ちているともいえるかもしれません。
その辺が花粉症の増加とか西洋医学がいかに進歩しようと増え続けている病気の誘因になっているのかなぁと考えてたりします。ただ、この辺を突き詰めていくと著しく胡散臭い見聞に出会うことがあるので要注意やで!!
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