”アート”の定義について
こんばんは。
昨日は、渋谷モディで行われている落合陽一さんの個展「未知への追憶」を見てきました。
落合陽一さんのことを知ったのは2年ほど前で、YouTubeにあがっていた「News Picks」の番組の1つ「WEEKLY OCHIAI」のシーズン1を見たときです。
次から次へと急所を突くような発言をしており、9割近くは何を言っているのか分からないけど説得力は凄まじく、なんとなく納得してしまうところに魅力を感じました。
それから「News Picks」の会員登録をし「WEEKLY OCHIAI」はもちろん、「THE UPDATE」などの情報番組を見るようになって、今まで興味のなかった社会問題などにも興味を持つようになり、格段に視野が広がりました。
とても感謝しています。
で、落合陽一さんの個展やイベントには足を運ぶようにしています。
今回は「未知への追憶」というタイトルの個展で、今までの落合陽一作品が多く展示されていました。
美術館などへ行くとき、僕にはアートとして作品を見る知識は全くないので、とりあえず雰囲気を感じる事を目的として行くことが多いです。
今回もそれくらいの気持ちで行きました。
作品の中の一つに浮遊する球体がくるくる回っている作品がありました。
その技術がすごいという事は分かりますが、僕が気になったのはその作品だけが畳の上に置かれていた事です。
渋谷モディは百貨店なので、中の作りは鉄筋コンクリートです。
なので、作品をそのままコンクリートの上に置いても成立しそうなものです。
それを敢えて畳の上に置いていると言うことは何か意味があるはずです。
その意味をしばらく考えてみましたが、答えがあるわけでも作者の意図が説明されるわけでもないので分かるはずもありませんでした。
そうして分かったのが、「そうやって考えることに意味がある」ということです。
先日の「KURKKU FIELDS HARVEST」でも同じような事を考えていましたが、自然のことって考えていても学校のテストみたいに正解が用意されているわけではありません。
「KURKKU FIELDS HARVEST」も”アート”が一つのテーマとしてあったので、昨日の落合陽一さんの作品を見ていて感じたことと掛け合わせて考えて見ると、アートとは「正解のないものを考えさせる行為」なのではないかと僕の中で仮説が立ちました。
「KURKKU FIELDS HARVEST」は”自然”、「未知への追憶」は”デジタル”を扱っていますが、”アート”を介すことで物の在り方とか森羅万象の物事を「考えさせる」ことが出来るみたいです。
それって凄いことだと思う。
アートってなにか難しい物、才能のある人にしか出来ない物として捉えられてる節があると僕は思っていますが、それってなんだかとても勿体無いことかもしれません。
「答えのない事を考える力」
それは物事の移り変わりが激しい現代においては重要な力で、さらに「考えた末に決断する力」がこれからの時代を引っ張っていく人には求められている力のはず。
よく「相手の気持ちになって考えてみろ」って言いますが、相手の気持ちなんて分かるはずもないけど、そういった物事を考える力もアートによって、もしかしたら養えるのかもしれないです。
ともすれば、ゲストハウスを経営するときにもそういったアート要素を含んだ設計にする必要はありそう。
いや、ゲストハウスに限らずなんでもそうかも。
”アート”の正しい定義は知らないですけど、昨日僕が仮説を立てたその定義は作品を見て考えながら腑に落ちたものだったので、細かいことは考えずにそれで良しとしようと思っています。
作品の意味も相変わらず全く分かりませんでしたが、”アート”の意味については少しだけ気づけたので、個展に行ってみて良かったです。
落合陽一さんの個展は9月27日までです。
残りあとわずかですが、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
今日も最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
【レモネード販売】
場所:東京都中央区日本橋本町4-13-8
Hostel DEN @hostelden
日時:火曜日、水曜日。11時半頃〜14時頃&僕がいるときならいつでも。
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【ゲストハウス開業まであと】
1429日
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