【1日1文献】回復期リハビリテーション病棟での心理的アプローチ─コラージュを用いた回想法の実践─#回復期リハビリテーション#コラージュ#回想法 6 wataru 2022年12月19日 19:41 参考文献:回復期リハビリテーション病棟での心理的アプローチ─コラージュを用いた回想法の実践─筆者:岩澤 夕喜, 笹島 京美発行日:2020年掲載元:作業療法 39 巻 (2020) 5 号検索方法:インターネットキーワード:回復期リハビリテーション病棟, 回想, コラージュ, 質的研究, 行動変容【要旨】・回復期リハビリテーション病棟に入院中のうつ症状や認知症状がある患者2名を対象に,心理的アプローチとしてコラージュを用いた回想法を実施し,KJ法を用いて心理的アプローチの作用と心理変化を構造化して分析した.・「患者役割」に徹していた患者は,回想によって過去を思い返し,コラージュによって,その思いを具現化したことで,時間の経過の中に自己の一貫性を得た.・これは「目標の出現」,「行動への意欲」,「未来への想い」へと心理的変化を生み出した.・発動性の低下した患者にこれらの心理的アプローチを行うことは,自身によって主体的に活動する心理変化のきっかけとなり,自宅退院に向けた行動変容に発展した.メモ・回想法は患者自身に考え方や生活史を語ってもらうナラ ティブ(語り,物語)・アプローチであり,ナラティ ブ自体が患者自身の人生に対する認識を変化させる心 理的援助になり得ることが報告されている2).・しかし, 抑うつ状態や発動性の低下から,回想の最中において も言葉での表現が難しくなることがあったため,非言 語的な表現手段3) として,回想された時期に並行して コラージュを行うことを心理的アプローチとして実施 したところ,患者の行動変容が見られた参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/39/5/39_597/_pdf/-char/ja ダウンロード copy #作業療法士 #抑うつ #コラージュ #行動変容 #文献 #回復期リハビリテーション #回想法 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート