【1日1事例】地域における子育て支援活動の現状と課題について -ファミリー・サポート・センター事業の考察を通して- #ファミリーサポート #子育て支援 #地域課題

参考文献:地域における子育て支援活動の現状と課題について -ファミリー・サポート・センター事業の考察を通して-
筆者:花城 暢一
発行日:2021年
掲載元:長崎短期大学研究紀要 第33号
検索方法:インターネット
キーワード:ファミリーサポート、子育て支援、地域課題

要約
目的:今日の地域子育て支援活動の一端を担うファミサポ事業の現状と課題を整理し、今後の地域における子育て支援活動の活性化に向けた実践研究に関する基礎的研究として考察
方法:先行研究および関係資料・活動実態調査等の分析
結果:
・ファミリー・サポート・センター事業の課題
①提供会員の量と質の確保
② アドバイザーの雇用環境と研修
③援助内容の拡大と充実
④会員の意識と事業目的の差
⑤制度の周 知啓発
⑥事業の限界と他の保育サービスとの関係
⑦ジェンダーバイアス
まとめ:
・ファミサポ事業は時代のニーズに応えながら活動内容や範囲 を質・量ともに拡大して展開されてきている
・現在では従来の活動内容に加えて、病児・病後児の預かり等の専門的な対応が求められるようになってきている
・「地域の子育て支援の仕組み(システム)」におけるファミサポ事業の位置付けやどのような役割が担うべきなのか等、その理念や目的も含めて改めて検証していく必要がある
調べた単語:「ファミリーサポート」
・行政がおこなっている子育て支援の取り組みで、会員制の子育て支援サービス
・子育ての援助を受けたい「依頼会員」と、援助をおこなう「提供会員」が、会員同士で子育てをサポートする
・「ファミリー・サポート・センター」では、会員登録や会員同士のマッチング、講習会などを実施している
・提供会員には、子育てが終わった50〜60代の女性会員が比較的多いのが特徴
・保育場所は、会員の自宅、地域の子育て支援センターや児童館など。事前に会員同士で打ち合わせた場所で保育サポートを実施


参考URL:
file:///Users/wataruisshiki/Downloads/NJCR3304.pdf


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