【1日1事例】理学療法士のキャリアデザイン #理学療法士 #キャリアデザイン #ライフプラン

参考文献:理学療法士のキャリアデザイン
筆者:南雲 光則
発行日:2021年
掲載元:理学療法とちぎ 11 巻 (2021) 1 号
検索方法:インターネット

メモ

・理学療法士を取り巻く環境の変化
①社会保障給付費の増大 2018年の1.6倍になると推定されている。内訳は医療が1.7倍,介護が2.4倍
②高齢者・単身世帯の増加 2040年には85歳以上の高齢者が1000万人を超え ると同時に,75歳以上の一人暮らしも500万人を超える.また,医療・介護のニーズが高まる一方で 医師や介護職は不足し,十分な医療・介護が受けら れない可能性が出てきます.
③雇用非正規雇用が多く,貯蓄が少ない,また予想される年金の受給額も低くなることが予想されています.
④理学療法 在院日数の短縮,医療と介護・多職種連携の強化, 介護予防,重症化予防,フレイル対策などが求められています
・キャリアデザインとは
仕事を通じて将来自分 がなりたい姿,実現したい目標を定め,プライベー トを含めて行動指針を設計すること。単に職業,目標とする給料・役職などではなく,価値観 やライフスタイルまで含めて設計することが特徴
・なぜキャリアデザインが必要とされるようになったのか
①社会・経済状況の変化.少子高齢 化やグローバル化,多様な働き方の実現,人生100 年時代など,時代が変化したことで,個人個人が 主体的にキャリアデザインを考える必要性が高くなってきた.
②雇用形態や企業が求める人材の変化.終身雇用,年功序列の廃止により人材流動 が激しくなっています.そのため,長期的なビジョンを持ってキャリアデザインを考える重要性が増している.
③仕事に対する考え方の変化.ワー ク・ライフ・バランスを重視する人や仕事よりプ ライベートを優先する人など,働き方に対する考 え方が多様化した.自己実現のひとつとして 働くためにも,キャリアデザインによって仕事の意味を問い直すことが大切になっています.
④2016年4月1日の職業能力開発促進法の改正
・キャリアデザインの設計
「価値観・仕事に対 する考え方」
「自分の強み・個性」
「目標を達成す るために必要なスキル」
の3要素を軸に行います.
・キャリアデザインの設計手順(4 ステップ)
①現状分析
②将来の目標やなりたい自分を書き出す
③キャリアプランを考える
④今やるべきことを決める


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pttochigi/11/1/11_11-1/_pdf/-char/ja


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