【1日1文献】慢性期若年性脳卒中患者に対する社会参加へ向けての動機づけ ― ‶ 人のためになる ” 地域イベントを活用した関わり―#自己効力感#地域イベント#社会参加 4 wataru 2023年8月24日 07:53 参考文献:慢性期若年性脳卒中患者に対する社会参加へ向けての動機づけ ― ‶ 人のためになる ” 地域イベントを活用した関わり―筆者:森 彩華(OT),衣川 圭祐(PT),菴原 亮太(PT),大谷 紘一郎(PT), 此上 剛健(PT)発行日:2019年掲載元:第39回近畿作業療法学会検索方法:インターネットキーワード:自己効力感,(患者交流),(地域イベント)【目的】 ・若年性脳卒中患者では,長期的に健康を保つ ことと同様に職業復帰,家庭内での役割の再獲得は重 要課題である.・それに加え,社会参加や組織的な支援, 自分と同様の経験を有した人との関わりも必要である といわれている. ・今回,脳卒中発症後数年にわたり運動療法中心のリ ハビリテーション(以下,リハビリ)によって身体機 能の向上と生活の安定を獲得した事例を担当した.・し かし,社会参加に対しては消極的であった.事例は年 齢も若く,今後の生活を考慮すると身体機能面の改善 にのみ執着せずに社会参加の動機づけが必要と考えら れた.・そこで,自己効力感が得られる地域イベントを 事例と同年代の若年性脳卒中患者とともに企画参加し, その後の行動や発言の変化を確認した.【考察】 ・地域イベントの企画と参加,同年代の同じ経 験をした方との交流を通して自己を振り返る機会を得 ることができた.・また,「人のためになる」ことで自 己効力感を得ることができたと考える.・以上の経験か ら,活動参加への積極性や家族以外との交流の増加, 家事等に取り組む姿勢に変化がみられた. ・地域リハビリテーションの役割の一つとして,身体 機能面の改善のみに着目するのではなく,交流の場の 提供や自己効力感の獲得,自己受容のための支援を行 うことが必要と考える.参考URL:http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/P5-3.pdf ダウンロード copy #イベント #地域 #作業療法士 #役割 #脳卒中 #自己効力感 #文献 #社会参加 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート