【1日1文献】外来作業療法および精神科デイケアに通所する 統合失調症患者に対する急性期統合失調症患者向け 健康状態自己評価尺度の使用可能性と有用性について#統合失調症#自己評価#健康管理

参考文献:外来作業療法および精神科デイケアに通所する 統合失調症患者に対する急性期統合失調症患者向け 健康状態自己評価尺度の使用可能性と有用性について
筆者:大畠 久典(OT)1),平良 勝(MD)1),干飯 純子(OT)1),橋本 健志
発行日:2019年
掲載元:第39回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:統合失調症,自己評価,健康管理

【はじめに】
・本研究の目的は外来 OT および精神科 DC に 移行する統合失調症患者に対する BsHAS の使用可能 性とその有用性について検討することである

メモ
・EQ5D- 健康 VAS は目盛0-100の連続尺度で あり,急性期患者にとって評価しやすそうだが,100 の選択肢から1つの目盛を選ぶためか,回答不能とな る場合があった.
・また,1項目尺度のため情報が少な い.一方,BsHAS は中間の選択肢を含み,かつ選択 肢が少ない自己評価尺度であり,急性期から継続して 使用可能であった.
・経時的使用によって,患者は入院 時から地域生活定着までの健康状態に意識を向けやす く,体調,気分,人疲れ,楽しみの4項目の推移は医 療者にとって治療とリハビリテーションのための補助 情報となり,健康状態へ配慮すべき点について焦点化 し,患者と共有できた.
・以上の結果及び事例の経過か ら,外来 OT および精神科 DC に移行する統合失調 症患者に対して BsHAS は使用可能かつ臨床上有用で あると考えられた.

参考URL:
http://kinot39.umin.jp/pdf/abstract/O3-5.pdf 

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