【1日1文献】作業の記録と対話を中心とした介護予防教室#地域在住高齢者#対話#介護予防

参考文献:作業の記録と対話を中心とした介護予防教室
筆者:高木 雅之橋本 康太坂本 千晶池内 克馬十樂 眞帆
発行日:2023年
掲載元:作業療法 42 巻 (2023) 3 号
検索方法:インターネット
キーワード:地域在住高齢者生きがい参加介護予防(対話)

【抄録】
・地域在住高齢者6名に,作業の記録と対話を中心とした介護予防教室を実施した.
・その結果,参加者全員の高齢者向け生きがい感スケールと社会活動に関連する過ごし方満足度尺度の得点が向上した.
・また握力と30-seconds chair-stand testにおいても向上傾向がみられた.
・参加者の一人は,畑仕事,吊るし柿づくり,墓参りなど,多様な作業経験について記録・対話した.
・そして本事例は作業の計画や目標を持つ重要性に気づき,作業遂行が高まったと感じていた.
・これらのことから,作業についての記録と対話は,作業に対する気づきを促し,作業遂行を高め,生きがいや社会活動満足度,運動機能を向上させる可能性がある.

メモ
・高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続ける ための取り組みの 1 つとして介護予防が推進されてい る1).
・介護予防では,単に高齢者の運動機能や栄養状 態といった心身機能の改善だけではなく,日常生活の 活動性を高め,家庭や社会への参加を促し,それに よって一人ひとりの生きがいや自己実現のための取り 組みを支援し,生活の質の向上を目指している1).
・この理念は,人々が日常生活の活動に参加できるように し,健康と安寧を促進するという作業療法の基本目標 と親和性が高い

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/42/3/42_353/_pdf/-char/ja 


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