【797目】大雪のおかげ

こんばんは。

東京は昨日のお昼過ぎから雨がみぞれになり、夕方前には雪になっておりました。

地面には雪が積もっていたので午後の訪問はバスで移動。

そして今朝になっても雪が残っており、冷たい雨も降っていたので本日の訪問もバスと徒歩で移動して行いました。

ルート的に近い人が多かったから成立したので、雪が積もったのが今日で僕は助かりました。

いつもの自転車で移動するのとは違う道を通り、時間配分も変わるので中途半端な空き時間がありました。

そこで今日は、いつもは絶対に行かないようなカフェに入ったり、お昼から営業しているクラフトビールのお店に入って時間を潰して過ごしました。

もちろんアルコールは飲んでおりません。

すごく飲みたかったけど。

こうやって普段は行かないようなお店に、普段は行かないような時間帯に足を運んでみることで新しい発見がありました。

それは常連のお客さん達が次から次へと入店してきて、他のお客さんやそのお店のスタッフと楽しそうにお話をしている光景が見れたことです。

要するに、常連さん達の溜まり場になっているということです。

一見さんからするとあまり居心地良いことではないと思いますが、OT的にはとても良い空間に感じました。

総合事業におけるミニデイなどの通所サービスといったものがありますが、それらの目的とは集いの場、通いの場としての外出機会や対人交流機会の創出です。

今日訪れたようなカフェやクラフトビール屋さんは、それと同じような役割を果たしているように思えました。

思えば僕がゲストハウスをやりたいとか、クラフトビールを作りたいって言い出したのはこういったものを求めていたからです。

対して市場調査せずに動き始めたので形にはなりませんでしたが、でもやっぱり必要な場所だと感じました。

既存のカフェやクラフトビール屋さんやゲストハウスにOTとして付け加えるものがあるとしたら、常連のお客さんやその家族や知り合いの中に医療や介護が必要な人がいた場合に、必要な機関を紹介したり連携することの出来る機能だと思います。

逆にミニデイとかには行きたがらない人を、カフェなら行ってみたいと思わせるような仕組みで介護予防の一助になる方法もあるかと思います。

今は自分がそれをすごくやりたいという気持ちではありませんが、とても必要な地域資源だと思います。

今はどちらかというと訪問作業療法士の視点で、担当している方々がそういった場所にどうやったら行けるのかを考え、行けるようになることを目標としたり、外に出る機会の促しとして活用出来そうな気がしております。

全く専門的ではなく日常的で生活に即したものなんですけが、それこそが地域の強みです。

いつも自転車で通り過ぎてしまっているような場所にも、利用者さんの活動や参加を促すきっかけとなる地域資源が潜んでいることを今回の大雪のおかげで気づくことが出来ました。


〜 YWTでまとめ 〜
Y:バスで移動して普段は行かない時間帯にカフェやクラフトビール屋さんに行った。そしたら常連さんの溜まり場になっていた。
W:それこそが社会資源。
T:利用者さんの家の近所のカフェとかに足を運んでみる。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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それでは、また明日。

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