【864目】理想的な役割

こんばんは。

デンマークでは国民一人一人に家庭医が登録されていて週1回訪問してくれるそう。

そこで認知症のスクリーニング検査を行い、疑いの結果が出たら専門医に繋げて認知症地域ケアシステムに内包するといったようなシステムがあるそうです。

その専門医やケアシステムへと繋げる役割を持つ職種はイギリスなどではリンクワーカーとして存在しております。

日本では一人一人に家庭医を登録することも、リンクワーカーを配置することも難しいように思います。

そこで、図書館とかカフェとか銭湯などといった地域に居場所を作るような活動をされている方が増えてきております。

僕もそういったものに興味があります。

認知症のスクリーニング検査は長谷川式簡易知能評価スケールのことでしょうし、運動機能に関する評価もTUGとか30秒間立ち上がりテストとか片足立位テストで簡易的に測定することができます。

それらの検査は作業療法士であれば誰でも行うことができます。

家庭医全体の役割としては不十分な点もあると思いますが、運動面や認知面のスクリーニング検査だけに関しては作業療法士でも代理できるということです。

ただ、診断をつけたりするのはどうしても医師になるので、そこは役割分担と連携が必要になります。

つまり、作業療法士として地域で活動していくとしたら、地域の医師と繋がりを持つことはマストと言えそうです。

そういった繋がりを持った状態であれば、リハビリの仕事に捉われずに色々な職業、地域の場で活動することができそうかな。

医師に限らずとも社会福祉士や看護師、区役所の職員さんなども。

地域の作業療法士として活動するには、そういった繋がりを持てることが重要なスキルとなりそう。

海外の事例を参考にした上で改めてそう感じました。

作業療法士が専門職と繋ぐ役割を持ち、色々な形態で地域の人たちと関わる。

それが地域における作業療法士としての理想的な役割と言えそうです。


〜 YWTでまとめ 〜
Y:海外の事例を参考に地域でのOTの在り方を考えた。
W:専門職と繋ぐ役割を持ち、色々な形態で地域の人たちと関わる。
T:両方の視点を持つように意識する。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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