【1日1事例】地域に根差した高齢者健康づくり教室の役割―新型コロナウイルスによる社会活動自粛期間におけるアンケート調査からの検討― #健康づくり #新型コロナウィルス #高齢者

参考文献:地域に根差した高齢者健康づくり教室の役割―新型コロナウイルスによる社会活動自粛期間におけるアンケート調査からの検討―
筆者:小塚 美由記・村田 貴・白幡 亜希・手嶋 哲子・侘美 靖
発行日:2021年
掲載元:北海道文教大学研究紀要
検索方法:インターネット
キーワード:健康づくり,高齢者,ロコモ予防教室,新型コロナウイルス
要約
目的:
・予防教室で行った食生活や運動指導が自宅で実施しやすいものであったか,また 自粛中の健康維持にどのように役立っているかを確認すること。
・新型コロナウイルスによる社 会活動自粛期間における社会的役割を検討し,改めて予防教室の指導内容と有用性を考察すること。
対象:2019年度10月から2月の予防教室に参加した65歳以上の高齢者66 名
方法:アンケート調査、データ分析
結果:
・予防教室で実施した運動を自粛期間中にも自宅で実践していることが確認できた
・予防教室は健康を目指す人たちにとっての維持・ 向上のための重要なコミュニティの一つとなって いるのではないかと考えられる
・社会活動自粛期 間においても継続して実践され役立っており,予 防教室の指導内容に広い意味での有用性があると いうことが示唆された
メモ:
・わが国では,科学技術や医療技術の発展に伴い, 世界トップクラスの長寿社会を迎えている
・予防教室開催の主な目的
①日常生活の中で 健康増進に向けた活動を実践する意欲を向上させること
②健康増進につながる地元食材を利用し た食生活や運動の知識およびや技術・方法を体験 的に習得してもらうこと
③予防教室で得た知識 や経験を家庭生活に定着するようなサポートを行うこと
④地域在住の予防教室参加者や大学関係 者が健康づくりのネットワークとして継続的な情報交流を行うこと

参考URL:
https://cir.nii.ac.jp/crid/1050850932887976320

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