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宝塚という沼にはまったきっかけ

 宝塚を知ったのはほんの数年前。全く初心者枠を出ていません。

 昔から知ってはいたけれど、知識として「大きい羽根をしょって階段から降りてくる」程度。女性が男性を演じるというのがいまいちピンとこなかった(なぜか歌舞伎は観ていた)半面、もしかしたら観たらハマるんじゃないか、という恐怖もあり、触れるに至りませんでした。

 2018年「ポーの一族」が舞台化される!

 ネットでそんな記事を見て、ポーの一族が大好きだった私は、宝塚だからというわけではなくポーの一族だから観てみたいな、くらいの気持ちで、すでにハードなヅカオタである友人にぽろっと「これ観てみたいんだよね~」と告げ、無事「宝塚初観劇」となりました。
 (今思えば、プレイガイドでチケット取ればいいよね、くらいに考えていた自分が怖い。今ならば観られたのが奇跡というのが分かる。すごく分かる)

 もうとりあえず、完璧なエドガーがそこ実在していて、なに?アラン漫画じゃん!シーラ綺麗!ポーツネル男爵しぶ! そ・し・て! メリーベル!かーーわーーいーーいーー!! 可愛い可愛い!!

 マンガそのままのキャラ、豪華な衣装と舞台セット、歌、踊り・・・
もう「美」が押し寄せてくる!私のいる2階席までも!
 そして、その後死んでしまったはずの人たちが次々蘇って歌い踊る。(今思うとここからが第二の本編)え?え?これはいったいなに?さっき幕閉じたよね??と困惑するのも束の間、さっきまでエドガー・アランだったバンパネラの子供たちが、まったく別のイケメン集団となって押し寄せてくる!私のいる2階席までも!

 正直なにを観たのか全く記憶になく、キラキラした残像だけがすごいもの観た!感として脳裏に焼き付いたのです。

 その数日後には、はじめて宝塚グラフを買い、明日海りおさんの各種写真とエリザベートのブルーレイを注文しておりました。あ、もちろんポーの一族ブルーレイもです。でもまだ「機会があったらまた観たいな」くらいでしたが、本当の沼はアレに加入してからです。アレ。そう、タカラヅカ・スカイステージです。

 とりあえず、ハマるきっかけとなった当日の何も覚えていない記憶の話でした。




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