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家族のこと

ここのところ、唯一の家族、父親と話すことを心がけています。
というのも、これ以上にないくらい自分の心と向き合っています。

話すことで見えてきたことがたくさんありました。
自尊心というか、自己肯定感がない理由も家庭環境にもよるのかな、ということを感じています。
自分に大きな傷があることは分かっていたのですが、父にもまた大きな傷があることに気づきました。どうしたら癒えるのか、模索中です。

やっぱり家族、大事だなと思います。

80歳が近づく父親は一人暮らしをしています。
なんとかしたいな、と思いつつ今日も父を1人で住まわせている私です。

こんなことを話すと、「一緒に住まないの?」と言われることがあります。

なんとなく私が昔から思っていたことでもありました。
私が結婚で家を出ていき、また母親が入退院を繰り返す中、バラバラになっちゃったなぁ、と感じていました。
お兄ちゃんはどうするんだろう?と思っていました。
なるべく押し付けないように、1度は結婚をして欲しいと伝えていました。
家族が増えることで、解決できないかな、とも思っていました。
ですが兄は結婚をすることはありませんでした。
昔、私が学生だった頃だと思うのですが、兄がこんなことを言っていたのを思い出しました。
「俺は婿養子でいいよね」
どんな意味だったのかを聞けずにいましたが、もしかしたら重荷に感じていたのかもしれません。

兄が亡くなった数ヶ月後、夢に出てきました。
それは、私が車に乗っていて、助手席にコーヒーを持ちながら入ってくる、という夢でした。
どういう事だったのだろうと、調べてみました。
車を運転する夢の基本的意味は、自分を取り巻く環境や自分自身の感情、または健康面を表している、とのことで、車の速度や快適さで心理状態が変わるそうです。
私の夢は止まっていたので、その時は安定していたのかな、などと思っています。

ここ最近は全く夢という夢を見ていません。
ごく稀に、想っている方がチラりと出てくることがあります。
その時は幸せに思う私がいます。
想いの大きさが日に日に増していることを感じます。


自慢できる家族がほしい、実は幼い頃から思っていたことでもあります。
私が幸せになることによって父親も幸せになって欲しいなと思ます。

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