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#2 踊場cueについて 後編

  1. 踊場cueとは?

  2. 踊場cueの仕組み

  3. 踊場cueの由来

  4. 踊場cueのきっかけ

  5. 踊場cueの目指す場所

  6. 最後に

※目次1.2,3は#1にありますのでそちらをご覧ください。

4.踊場cueのきっかけ

踊場cueのきっかけについては、
銀行員を転職し、オスカードリームに来るくだりもあります。
お暇であればご参照下さい。

さて、銀行員を辞めてそもそも好きなダンスに関わりたいと思うキッカケは
「ダンサーがダンスで食べていけていない」
という感じる部分でした。

特にそれを感じていた28歳前後頃。
僕自身銀行員でしたので正直、あまりお金の不安などはありませんでした。ただ、周りの知り合いのダンサーがダンスを辞めて行ったり、地元へ戻っていったり、怪我をして休んでいたり。

また、著名なダンスコンテストなどで結果を出してもレッスン単価がぐんぐんあがるわけでもなく、新たなダンスの仕事が爆発的に増えるわけでもなく。じゃあ、自主イベントで!といっても実際はそれもハードルが高い。今はそのあたりも少しずつ変わっている?部分もあるのかもしれませんが、当時チームを組んでいた中でもチーム内のよく出る愚痴のようになっていました。※当時はまだあまりナンバーも少なかった時期ではありました。

No Border(フラメンコ×藝)
フラメンコする方々の衣装です。フラメンコ自体も珍しいですが、これは…楽しみすぎる。

そんな時にコンテストに向けたオール練中の休憩時間
(オール練あるある:休憩時間の方が長い時が多い)

チーム内で「ダンサーが出る、見れるビルボードのような箱ができたらいいよね」と少し話になったのを覚えています。
周りのメンバーはどうだったかはわかりませんが、その時にはとてもその話が僕は夢中になっていたのを覚えています。
「ダンスを教える⇒インストラクター業」ではなく
「ダンスを魅せる⇒ダンサー業」だよね!!
なんかそんな話をしていたと思います。

そんな頃からか、ダンサーがダンスで生活するにはどうしたらいいのか。
これを色々と考えるようになりました。
別に全ダンサーが生活できるなんては思っていないですが、尊敬する先輩や同期、後輩達が今後もダンスをし続けることができるように何かできれば…というのは綺麗事と笑われるかもですが、転職・独立した理由の大きな理由の一つであります。

さて、そこからGRAFFYを始める事にもあり、
始める過程では壮大な夢や野望など沢山思い描いていました!笑
それが蓋を開けたら、コロナウイルス。
ホールのOPENは2019年12月
スクールOPENが2020年4月とまさにWITHコロナ。

正直、会社の経営状態は本当に本当に苦しかったです。
そんなバタバタもがいた2年間。

そんな中皆様のおかげもあり、やっと少しずつ足元が固まってきた所で、
改めて自分のやりたかったプロジェクトを考えれる時間と余裕ができました。

ただ、この2年間は沢山の出会いを経験させて頂き、その経験があったからこそ、このプロジェクトはスタートを切る事ができます。

「ダンサーがダンスを魅せて生活ができる」という部分にフォーカスした踊場cueはこうして始まりました。

タップのショータさん。生バンドとのコラボ公演予定。楽しみすぎる。

5.踊場cueの目指す場所

踊場cueが目指す場所、というか究極目標は
「ダンスをダンサー以外の人間が見に行く」という文化を創り出す。
という事です。

この文化が成り立てば
・ダンサーの多少の収入面の改善が図られる。
・他のダンスイベント、各自主公演への流入の可能性

こんなことも夢ではないかもしれません。

映画を見にいくように、ダンスを見にいく。
音楽ライブを聴きにいくように、ダンスを見にいく。

ヨーロッパなどでは文化としてある観劇文化を日本にもダンスというもので
定着化させていきたい。

そんな思いで今回のプロジェクトは取り組ませていただいております。

それに向けて、以下の施策を考えております。
・住之江区内学校にダンスレッスン及び踊場cueチケットの無料配布
・ダンスや音楽を軸とした地域活性化イベントを実施
・子ども食堂プロジェクトで地域の方に買っていただいた食堂チケットの新しい活用方法として、チケットと引き換えに踊場cueに招待。


とにかく住之江区に子供やその親御さんを中心にダンスに触れる機会を圧倒的に増やしていきます。

6.最後に

今回は自分の妄想や理想が詰めこんだ企画となります。
でもこれは別に僕だけの話ではなく、ダンサーの皆さんにも共感いただける部分は少しながらにあると確信してます。

今回は全ての公演をオファーだけでなく、公募も行います。

「実は舞台してみたい」
「自主公演をしてみたいけどやり方がわからない。」
「コンテストバトルには興味がないが、自分のダンスを表現したい」

どんな動機であってもいいですし、舞台をしてみたいという思いを是非お持ちの方はそれをぶつけに来てください。

ダンサーがダンスを魅せて食べていけるように。

綺麗事に挑戦する人間ですが、少しでも実現できるように頑張ります!

気になる舞台があれば是非見に来てくださいね!!

2019年12月GRAFFYHALLが誕生。
そこから4年かかりましたが自分とダンサーさんにとって新しい挑戦の場ができます。
一度是非舞台公演を覗きに来てください


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