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グレーの新聞

コンビニでアルバイトをしている。コンビニは多くの人が行きやすい場所で、日々いろいろな人が来る。中には変わっているなと思う人も少なくはない。この記事のタイトルは、つい最近来たお客様に言われたことです。その方はいつも来る常連さんで、朝5時30分頃に来店し新聞とその他ちょっとしたおにぎりなどを買っていく。その日は新聞一紙を持ってレジに来た。カウンターに置かれた新聞の種類を確認して、東京スポーツのボタンをタップする。「グレーのやつないの?」お客さんが呟く。「はい?」聞き返す私。「鼠色のやつ、いつも一緒に買ってるんだけど」そういうことじゃない。グレーの意味がわからない訳じゃない。どちらかと言うとグレーのほうが馴染みあるわ。「新聞ですか?」「うん」いや新聞は基本グレーだろ!新聞、色で指定してくる奴いる?しかもグレーって。百歩譲ってグレー以外の新聞(競馬新聞など一部のものはグレーじゃないものもある)を色で指定してくるのはわかる(わからんけどな)。しかし、グレーの新聞をグレーの新聞ある?ってどう言う意味?それで聞き返したら鼠色ってそういうことじゃないわ!!結局「そこになければないですね〜」というダイソー店員リスペクトな台詞で切り抜けた。変わったお客さんもいるもんだ。

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