やりたいことが見つからなくても、きっと大丈夫。
退職してから半年が過ぎた。時間は待ってくれない。
『無職は自由で楽しい〜!』と表では言いつつ、面白いことに内心は焦っているらしい。
私のやりたいことって何だろう?
これは永遠の課題だ。
自己分析は常にしているし、職業適性診断とやらも数え切れないくらい試した。考えれば考えるほど、分からないという負のループから抜け出せなくなっていく。
転職が怖いわけでもないし、まだ20代だから若いことも分かっている。選択肢は山ほどある。
….いやいや、これは本心なのだろうか。
先日、初めて求人の年齢制限に引っかかった。20代後半で引っかかるとは想像もしていなかった。衝撃が走った。
若いと言いながら、ちゃんと年齢の壁は目の前に立っているのだ。
だけど、それ以上に私を焦らせるものは何なのだろうか。
四六時中そんなことを考えている中で、周りに聞いた答えを思い出した。
『又旅はなんでも器用にこなせちゃうから、「これができない」とか「これが向いてる」っていうイメージがないんだよね。』
全員が口を揃えて同じことを言った。
確かに面接で落ちた経験はほとんどないし、負けず嫌いの性格も相まって大概のことは人並み以上にできる。
そして、みんなの言うその言葉が腑に落ちた瞬間、震えた。
もしかして私って、今まで本気で何かをやり遂げたことがない?
周りからは、”完璧”とか”頑張ってる”と見られていても、自分の中でやり切ったと思えるものがなかったのだ。見てはいけないものを見てしまった感覚になった。
30年弱生きてきて、これだけは本気で頑張ったと言えるものが1つもないことへの恐怖は、この年齢だからこそ重くのしかかった。
今が人生の転機なのかもしれない、と自分に言い聞かせ、目標を立てた。
年内にTOEICで900点を取る
英語はある程度できるが、感覚で乗り越えてきた部分が大半で、本気で勉強をしたことがなかった。(大学時代、交換留学に無償で行くためにTOEFLの勉強を1ヶ月間集中して頑張ったくらい。)
基本的なコミュニケーションは支障ないレベルなのだが、ペイくん(※はじめてのnote参照)と話す中で、ボキャブラリーの幅を広げ、もっと深い会話をしたいと感じることが増えた。
大学を卒業してからは英語を使う場面がほとんどなくなり、どんどん忘れていってしまっているので、この機会に本気で勉強をしようと思う。
まずは、年内900点を目標に。
ちなみに、先日お試しで受験してみた結果が750点だった。(公開するのが恥ずかしい点数….)
日常会話レベルの韓国語を習得する
はじめてのnoteでも少し触れたのだが、英語以外に話せる言語を増やしたくて、現在韓国語に取り組んでいる。
Duolingo(言語学習アプリ)は去年からなんとなく続けているが、文法書を先日購入し、本格的に勉強を始めた。
目標は、2025年の7月末までに日常会話ができるようになること。
ここで言う日常会話というのは、仲のいい韓国人の友人と韓国語で話せるレベル。
0からのスタートで独学なので、何かおすすめのアプリや参考書があれば、是非教えていただきたい。
新しい言語の勉強を始める
言語を1つ習得すると次の言語を習得しやすくなると言うが、韓国語は正直それに当てはまらない。
だからこそ、2025年の後半はヨーロッパの言語を勉強したいと思っている。
最終的な目標は、ポリグロット(複数言語を話せる人)になりたい。
なぜかと言われたら、英語ではなくて相手の母国語で話したいから。あとは、単純にかっこいいから。
それくらい、何かを始める理由なんて単純でいいと思う。
きっと、1つのことに本気で取り組んでいるうちに次のやりたいことが見えてくるかもしれないし、何かを始めようと思ったその瞬間がベストなタイミングなんだと思う。
人生で今日が1番若い日
まさにその通りだ。
『あの時もっとこうしておけばよかった』なんて言い訳でしかないし、仮に”あの時”に戻ったとしても、”こうしておけばよかったこと”はしないと思う。
年齢は、確かに1つの壁かもしれない。
だからこそ、これからは何事も始めようと思ったときに始めていきたい。
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