又旅

20代後半、人生の長い夏休み中です。 自分の生き様を思い出として残していきます。

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20代後半、人生の長い夏休み中です。 自分の生き様を思い出として残していきます。

曖昧なものに名前をつける

母が鬱と診断された。 今や現代病とも言われているし、私もなったことがあるくらいだから不思議なことではなかった。だけど、こんなに近くにいながら、心のエネルギーを消耗していたことに気付いてあげられなかったことが悔しい。 確かに大抵の場合、自分のことを守れるのは自分だけだが、心のエネルギーは残念ながらハッキリとは目に見えない。 だからこそ、鬱という定義は曖昧だ。現代社会では、このように曖昧なものにとりあえず「名前」をつけることで自分自身を守っている。HSPやLGBTQも同様だ

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    • ねことひまわり

      写真を撮るのが苦手な母が『ねことひまわり』というメッセージと共に、1枚の写真を送ってきた。 うちの愛猫は、顔周りにモコモコの毛を纏った、まるで向日葵のような女の子。猫と暮らすためだけに引っ越したこのお家の窓際で、彼女はいつも帰りを待っていてくれた。 コロコロとその表情と体勢を変えてしまう猫の写真を撮るのは難しい。そんな中、この奇跡の瞬間を捉えた母には何かしらの賞を贈りたくなる。 「また来年もみんなで一緒に見ようね。」 そんな約束をした、愛猫との2度目にして最後の夏。

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      • まだ、19時

        「今日は仕事が早く終わったな〜」 空を見上げながら、大きく空気を吸って、ゆっくり歩いてみたりしちゃって。 全然いつもと同じ時間のはずなのに、夏は空の明るさに騙される。 ふと時計の針を見ると、一気に体が汗ばむのを感じる。 もう、19時。 なんだか損した気分。 だけど、今年は違う。 砂丘の頂上で、夕陽を眺める夜。 モンゴルの夏は、22時頃まで明るいらしい。 「この時間がずっと続けばいいのになぁ〜」 慌てて時計の針を見る。 よかった。 まだ、19時。

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        • 自己紹介｜はじめてのnote

          はじめまして。 又旅（またたび）です。 現在、人生の長い夏休みを楽しんでいる（無職）アラサーです。 海外が好きで、学生時代は「今どこの国にいるの？次はどこに行くの？」と聞かれることがよくあったのと、猫を飼っているのでこの名前にしました。（”また旅に出てるの？”と”またたび”を合わせて….） ネーミングには、かなり時間を要しました。 皆さんは直感で決められるものなのでしょうか。 最近は英語以外に話せる言語を増やしたくて、まずは身近な韓国語に挑戦しています。独学だとモチベ

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