読了。
タイトルからはなかなか内容の想像がつかないけれど、原題の直訳は
「人はなぜ癒されないのか? どうすれば癒されるのか?」
直観医療、波動医学といった分野の人でありながら、あらゆる治療法にオープンなところがすばらしい。
オーガニック、ヴィーガンという健康的なライフスタイルを送りつつも環境意識が低い人への怒りを抱え、30代でガンを発症した人の例があった。欠けている栄養素を補うため一時的にでも肉を食べるよう勧められても信念を曲げなかったその男性は、悪化の一途をたどり、信じてきたものに裏切られたと感じながら世を去ったという。
霊的な課題として病気と直面したなら、自分に必要な洞察を得ることがもっとも効果的だと著者はいう。先の男性はこれまでの信念にしがみつき、うまくいっていないのに手放すことができず、失意のうちに亡くなった。洞察があれば、方向転換して治癒することや、命果てるとしても、穏やかに旅立てたかもしれない。
以下、心に残った言葉たち。