コロナ禍で地域の関わりも変わる?

Yahooニュースのトピックに、こんな記事を見つけました。

自治体で町内会や自治会に絡む部署にいると、こんな問い合わせもよく受けます。実際、心配になる気持ちも分かりますが、過剰に心配しすぎじゃないかと思う気持ちも正直あります。

感染症を予防する観点では、多くの人が触れる可能性があるものには触れないことは重要だと思います。しかし、記事にもあるようにスーパーの買い物かごやお金も同様です。結局は、手洗いや消毒を自分がこまめにすることが一番重要になります。

同時に、この状況下はさまざまな関わりについて見直す契機にもなっていると思います。回覧板への不安は、地域のつながりや自治会・町内会での情報共有のあり方に疑問を投げかけています。これを機に、回覧板での文書配布をやめ、ポスティングに切り替えた自治体もあると記事中にもありましたが、「そもそも紙媒体で各戸に配布する必要があるのか」「回覧板のほとんどが不要な情報。要点だけメールマガジンで欲しい」など、若い世代を中心に必要な情報についての認識が変わって来ている意見がコメントに多く見られました。

自治体の広報紙は、デザインや企画など工夫されている自治体が数多いですが、それ以外の地域への配布文書(お知らせやさまざまなチラシ・広報紙など)をトータルで考えて、市民への伝え方を再構築する必要が出てくるかもしれません。もちろん、デジタルの時代ですし、WEBの活用を念頭に入れての話ですが。

立場は変わっても、伝えることへの難しさを感じる日々です。

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