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ぷらぷらり日記 2021.11.23 浜大津周辺

昨日は18億年ぶりくらいに滋賀県に行きました。なぜ滋賀県に行こうと思ったかは自分でもよくわかりませんが、大津市は意外と近いので、気がついたら京阪びわ湖浜大津駅から続く歩道橋の上にいました。

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歩道橋を下りてからしばらくのところに大津港の建物があります。ということは大津港はその後ろにあります。ということは琵琶湖がそこにあります。

つまり、びわ湖浜大津駅は琵琶湖の至近距離に位置する駅なのですね。昔はここが国鉄の大津駅だったらしい(現在のJR大津駅からはかなり離れています)。

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大津港の周辺一帯はなぎさ公園という広場になっていて、琵琶湖づたいに散歩やジョギングができるようになっています。近隣の親子連れが見られます。釣り人も見られます。鴨の群れも見られます。

鴨がのんきに歩いているくらいなので、このあたりはたぶん浅瀬だとは思うのですが、湖と陸地との間に特に柵などはありません。ちょっと危ない。誤って転ばないように。

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「うみのこ」という大きな船。海そのものが広大だからか、海の子供もでかい。

小学校の体験学習のために造られた船らしく、内部が学校みたいになっていて、職員室とか保健室とかが設置されている模様。

滋賀県の子供はみんなこれに乗って、船に泊まる体験学習をするらしい。知らなんだ。

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なぎさ公園を端まで歩くと、なんか渋い建物が見えてきました。琵琶湖文化館。1961年に開館。

上階はわりと綺麗だけど、下階の外壁のヤレ具合が凄い。この建物そのものが文化財だと思う。

現在休館中とのことですが、これは例のアレのせいではなく、2008年からずっと休館中。放置されているみたいです。なんか政治的なものを感じますが、たぶんなんかあるのでしょう。たぶん。

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そこからさらに15分くらい歩くと、膳所ぜぜという素朴な住宅地があります。 

もともとは城下町だったところで、瓦葺の屋根の家も多く、寺社が点在し、なんとなく京都の伏見っぽさがあります。

その中に現れるのが昭和レトロな銭湯、都湯。天然地下水まき沸かし。激渋系の銭湯は久しぶり。

かなり小さい銭湯で、水風呂・ジェット風呂・深風呂・電気風呂と横一列に並ぶ浴槽はほぼすべて一人用。なので、常に空き待ちの人がいる状態。

天然地下水の水風呂は京都っぽい味がしました(別に飲んでいませんが体感として)。

京都の銭湯と同じく、脱衣場に黄色い籠が用意されていて、脱いだ服をそこに入れます。

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ブレッブレですがな……。

手前の道は狭くて交通量が多く、ひっきりなしに車が走っているので、非常に写真が撮りづらく、こんな感じになってしまいましたが、間近で見ると実に渋いです。

長居できる感じの銭湯ではありませんが、ふらっと寄ると楽しい。

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番台のお兄さんにこのようなカードをいただきました。

このトタン猫は、たまに都湯に出勤するのだそうです。浴室内にもマンガが貼ってありました。


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膳所駅周辺にはラーメン屋がいくつかあって、京都が生んだ全国チェーンの天下一品さまや、滋賀県発祥の来来亭などがあるのですが、あえて横浜家系ラーメンの魂心家こんしんやへ。関西では家系は珍しいのです。

辛肉ラーメン800円。大盛り。期間限定なのかいつもなのかよくわからないけど特に追加料金無しでも大盛りにできるようです。辛さはまあまあ(当社比)。ニンニクをガンガン入れるのが楽しい。おかげで風呂上がりなのにニンニクくさい。


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おまけ。シェフではなく食堂そのものがきまぐれなのだそうです。

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おまけ2。山をバックに主張するあたか飯店。何がどうというわけでもないけど郷愁を覚える。

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おまけ3。「安全は全てに優先します」という機械翻訳っぽい一文。

サウナはたのしい。