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3歳からのお金の使い方

お金が欲しいです。

いきなりなんだという話ですが、お金について考えていることといえばそれはもう、欲しいに決まっています。それはもう幼少期からの人間の習性なので、仕方がありません。

正月にお年玉をもらわなくなって、何年が経つのでしょうか。今年も爆笑ヒットパレードにナインティナインのおふたりが出ていて、自分の気持ちとしてはリアルに14歳の頃の正月と変わらないのですが、どういうわけか親戚の誰もくれません。

というか、もうそろそろ誰かにあげないといけないらしいという噂もあります。どうしよう。

いや、別に子供に年一で数千円のお金も恵んであげられないほど困窮しているわけではないし、姪っ子がかわいくないわけではないので、かつて年末に岡村さんがやっていた火の玉に突っ込むドッキリ体験だってやってみせたい(というかちょっとおもしろそうだからやってみたい)所存。

ガキの使いが大晦日の定番になる前にやっていた番組なのですが、アホくさすぎて好きでした。コンプライアンス的にもうあんなのダメかなあ。

そう、時代は移り変わっているのです。

現代っ子にとって『マツケンサンバ』は懐メロのひとつであるという認識を持ち、今の自分はお年玉をもらうべきではなく、渡すべきなのだという自覚を持たねばならない。

しかし、財布から紙片を出す勇気が持てない。なんというか現金を他人に渡す行為がこわい。クレジット払いにしてくんねえかな。あと何年か、正月が来るたびに怯えるようになるのか。気が遠くなるぜ。

実際のところ、お年玉は何歳から与えるものなんだろう?気になるところですよね。というわけで調査してみましたので、さっそく紹介します。芸能情報ブログみたいに調査とか書いてみましたが、テキトーにググっただけです。

どうやら、親戚の場合は3歳くらいから渡すのが一般的だとのこと。小さな子供に大金は扱えないので、最初は500円玉が良いとのこと。

そうか、なるほど。まあ中には、3歳にして500円玉を500万円に変える経営の才を持つ神童も存在するかもしれませんけどね。目指せこども店長。こども店長の加藤清史郎くんはもう成人したそうなんですけど。 

いや、清史郎くんも大きくなったなあと黄昏に身を置いている場合ではない。自分も大きくなったのだ。3歳を超えた姪がおるのだ。

しかし現代社会で500円玉で買えるものって何があるのか。10円のうまい棒が50本買えると考えたら大きい気もするけど、ドン・キホーテのうまい棒パックが2つしか買えないと考えたら小さい気もする。

今でも遠足のおやつは300円までなのだろうか。バナナがおやつにカウントされたら、それだけで3分の1くらいになっちゃうな。

ミンティアやフリスクはカウントされるだろうか。大粒サイズのだと300円を超えるやつもあるけど……。だとすればスーパーの100円コーナーのよくわからんメーカーのポテトチップス類を3つ買うのが最も経済的なんだな(※消費税は計算に入れていません)。

3歳が欲しがるものって、そもそもおやつではないのかも。味覚がそこまで肥えるのは5歳くらいからだろうし。

むしろそんな歳から添加物だらけのものを摂取しずきるのはよろしくない。カレーの王子様のほうが良い。ちなみに今のカレーの王子様のパッケージの王子様は3代目なのだそうです。

シチューの王子様とかスープの王子様とかの派生商品もあるのですが、以前たまたま見つけたときに血迷って買って食べてみたことがあります(基本的に子供用だけど大人が食べても害はない)。

その結果ときたらもう………。Twitterやnoteにネタとして上げる気も失せるくらいに後悔しました。こうやって人は幼児から遠ざかり、イノセントワールドから離れるのだなと思いました。

あれを美味しく思えることこそが3歳の幸せであり、3歳のしあわせは大人が勝手に思い描くことではなく、3歳に任せておけば良いんですね。


ただ、お年玉をあげるのは…………、もうちょっとあと、幼稚園に入ってからにしておくれ。すまん。そもそも遠方なので会っていないのです。

そして、くれるほうならいつでも受け付けています。別に親類の方でなくてもかまいません。またどこかで会えるといいな……ポチ袋……いや、別に郵便振替でもいいですし、センター預かりとかでも良いので。うん、順調にイノセントワールドから離れていっていますね。


サウナはたのしい。