ゆうもふくこん

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テニスコーチしています テニスが上手くなりたい人よりも、テニスコーチになりたい人にとって役に立つレッスンのノウハウを発信してしていきます よろしくお願いします

最近の記事

イップス克服法

初心クラスのレッスンに、テニスほぼ初めてという体験レッスンで来られた方がいた。 初めてなので、いろいろ伸びしろがある方ではあったが、ラケットにはちゃんと当たって空振りはほとんどしなかった。その方が、練習中に珍しいことをおっしゃった。 「怖くてラケットが振れない」 これはある程度経験がある方にたまにある現象だ。 前は上手に打てていたけどなぜか急に怖くてラケットが振れなくなる症状で、「イップス」という名前がついている。 何が珍しいかというと、初心者がこうなってしまうこと

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    • 教え好きな人たち

      たまに、生徒の中に教え好きな人がいて同じクラスの他の生徒に熱心に教えている。そういう人たちを見るたびに、プロと素人との違いに考えを巡らせてしまう。 実のところプロのテニスコーチというものは、テニスを教えることを目的としていない。テニスを続けてもらうことを目的としている。続けていくには上達も必要だし、楽しくプレーすることも大切だし、怪我のないようにプレーしていただくことは必須だ。教えるのは手段の1つであり、極端に言えば教えなくても上達してる人には教えなくてもいいのだ。もっと言

      • 初心者に教えること

        今日は初心クラスオンリーの日 初心者には教えるのは簡単にで言うとテニスの楽しさです 最終的にテニスのどこに楽しさを見出すかは人それぞれですが、まず初心者に感じてもらいやすいのはラケットに当たる感覚です。ラケットなどの道具を使ったスポーツの中でもインパクトの心地よさはイチニを争います(個人の感想です) そう考えると、初心者にはまずこの当たった心地よさを感じてほしい。ラケットの真ん中(スイートスポットと呼びます)に当たるのも大切なのですが、当たっていてもその感触が脳天まで届いてい

        • 重心(中級、初中級)2024/4/4

          今日は中級と初中級 とはいえ、お年寄りも多く体が固まってしまいがちです それはさておき 中級、初中級もテーマは重心 「重心」という単語は僕なりに解釈すると「重さ」と「中心」という言葉の組み合わせだと思うのです 人間の中心は大体お腹の辺りななので、「重心」というのは「お腹の辺りの重さ」ということになります 例えばフォアハンドはスイングが始まるあたりで、右利きの場合、右脚の付け根が回り始めます この右脚の付け根の回転だけで、胴体が回り切ればいいのですが、よほどの上級者で体幹や脚

        イップス克服法

          重心を意識するとは

          今日からテニスにまつわる記事を書いていこうと思います 某テニススクールでテニスコーチをしています、ゆうもふくこんです よろしくお願いしますm(__)m 今日は午前中は初級レッスンが2つです 「重心」がテーマです フォームを改善するためにはまず自分の体を把握する必要があるだろうという仮説のもとにレッスンを組み立てます 自分の姿は動画撮ったり鏡でもみないとわからない でも鏡も動画も打ってる最中にリアルタイムでは見えない、だから自分の体の重みを感じて自分の格好を認識する必要がある

          重心を意識するとは