重心(中級、初中級)2024/4/4

今日は中級と初中級
とはいえ、お年寄りも多く体が固まってしまいがちです
それはさておき
中級、初中級もテーマは重心
「重心」という単語は僕なりに解釈すると「重さ」と「中心」という言葉の組み合わせだと思うのです
人間の中心は大体お腹の辺りななので、「重心」というのは「お腹の辺りの重さ」ということになります

例えばフォアハンドはスイングが始まるあたりで、右利きの場合、右脚の付け根が回り始めます
この右脚の付け根の回転だけで、胴体が回り切ればいいのですが、よほどの上級者で体幹や脚力がしっかりしてる人でないと不可能だし危険です
なので、一般のプレーヤーはあらかじめ左足を前に出しておいて、スイングの前半は右脚の付け根を回し、後半は左足の付け根を回した方が胴体は正面向きまで回り切ります
右脚だけで回ることを1軸、両足を使うことを2軸というが、2軸の方が体の負担も少なく特別なトレーニングなども行わずにできる打ち方だと言えるでしょう

なので、(いずれにしろですが)フォアハンドを打つときは準備の段階でお腹の重さを右脚の付け根に乗せるのです
右脚の付け根がお腹の重みを感時ながらボールを待っているのが良い状態だと言えるでしょう
なので、ボールが来るまでただ待つのではなく、スイングが始まるまではこの重みをずっと感じ続けてることが大事ですということです
待ちきれなくなって、この重みが付け根から消えてしまった瞬間にスイングにつながるシステマチックな動きは崩壊します
大体、説明した直後はみんな良く出来る
気持ちがまっさらな状態ですし、体力もまだまだ元気です
しかし時間が経つにつれて疲れてきたり、欲が出たりして重心が崩れていきます
反復していくことで体に染み込ませつつ疲れたり欲が出たりする瞬間を先延ばしにしていって、いずれは習慣となっていくことを目指していきます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?