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私と試験不安~克服への道~

割引あり

私は入試、英検にはじまり、これまでたくさんの試験を受けてきた。
そして、多くの失敗をしてきた。
それは準備不足も去ることながら、メンタル面でもとても弱かったから。
うまくいくようなマインドセットを持ち合わせていなかったから。

最近は、自分の中で対策法を確立できてきたから、メンタルが崩れたからテストで惨敗と言うことは少なくなった。

では一体、私がどんな風に試験前後のメンタル不調と付き合ってきたか、ご紹介しよう。


試験が不安になるとき

試験に不安を感じたり、落ち込んだりするときはどんなときだろう?
大体こんな感じではないだろうか?

  1. 試験勉強の内容、時間
    勉強時間が足りてない
    全然覚えられない
    同じところばかり間違えている

  2. 他人との成績の比較
    友人より成績が悪い
    下のクラスの子に負けたくない

  3. 体調
    試験中お腹が痛くなったらどうしよう
    試験当日体調が悪くなったらどうしよう

  4. 試験の結果
    試験の点数が悪かったらどうしよう
    不合格だったらどうしよう

御多分に洩れず、私もこんな感じの不安で高校生、大学生の時はメンタルが参っていた。
不安やら落ち込みやらで勉強に手がつかない、そんな状況にもなった。
こんな不安、落ち込みはどうやったら改善できるのだろう?
そんな悩みから試験不安との真剣な付き合いが始まった。

適度な不安はむしろプラス

不安とは精神医学的には「対象や根拠が明確でない漠然とした恐れ」のことをいう。不安の感じやすさは遺伝的要因も大きく、とりわけ日本人は不安を感じやすい遺伝子型の人が多いとされる。
ちなみに遺伝子検査をしたら、わたしも不安を感じやすい遺伝的素因を持っていた。

不安自体は大なり小なり誰でもあるし、不安があること自体は決して悪いわけではない
不安がなければ、先々のリスクを予見して回避のための準備をすることもないだろうし、「○○しなければ!」とお尻に火が付くこともないだろう。
だから、必ずしも不安は悪いものではなく、むしろ適度な不安は目標を完遂するにはプラスに働く
でも、必要以上に不安が強まると、私のように準備に手がつかなくなったり、落ち込んで動けなくなったりする。

では、そういった状況に陥らないために、私がしたことを具体的にご紹介する。

不安の対処法8つ

不安は0にできないことを知る

試験では「間違える」というリスクが常に付きまとう以上、不安は0にならないし、できない
だから、不安を軽減することが大事になる。
下手に不安を0にしようとあがくと、かえって不安が大きくなる。
多少不安になって当然なので、「不安になっても構わない」と不安を受け入れてみた。

私は再受験のとき、一時的に無職になったことがある。
プロフィールに書いているように、医学部なんて箸にも棒にも掛からないような成績からのスタートだったので、そのときは先行きが見えず、毎日、不安で不安で堪らなかった。
当時、7階に住んでいたのだけれど、毎晩目をつむると、「このまま窓から飛び出したら、不安から解消されて楽になるのでは?」と思っていた。
訳あって、再受験中に引っ越すことになり、再受験仲間ができた。
そこで初めて「みんなも不安なんだ。それでも勉強できている。私も不安で大丈夫だ。」
そう思えるようになり、一気に不安が軽減された。今から思い返すと頑張ろうと気負いすぎて不安になって視野が狭くなっていたのだと思う。

だから、「不安があっても大丈夫。今、頑張ろうとしている証拠なんだ。」と思えると、本当に不安が減っていく。

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